トレカ業界に新風、CryptoGamesの参入
ブロックチェーンゲームの開発を手がけるCryptoGames株式会社が、トレーディングカード業界に新たな風を吹き込んでいます。2023年、同社はトレカのRWA(Real World Asset)サービス「TCG STORE」と提携し、Oasys Verse Layer「TCG Verse」を採用しました。この取り組みは、コレクターやトレーディングカードファンにとって、まさに待望のニュースです。
TCG STOREの紹介
TCG STOREは、鑑定済みのトレーディングカードをNFT(非代替性トークン)としてデジタル化するプラットフォームです。これにより、ブロックチェーン上での所有や取引が可能になり、安全性と透明性を兼ね備えています。ユーザーは鑑定されたカードを預けることで、簡単にデジタル資産として管理できます。
特徴とは?
この新たなサービスには以下の特徴があります:
1.
物理的資産のデジタル化
鑑定済みのトレーディングカードがNFTとしてデジタル化され、ユーザーは手軽にデジタルコレクションを楽しめます。
2.
安全な保管
預けたカードは金庫や提携店舗で保管され、保険もかけられているため安心です。トレードをしていても、物理的なカードが損傷する心配はありません。
3.
透明性と流動性
NFT化されたカードはすべてブロックチェーン上で管理されます。これにより、所有権の確認や取引履歴の追跡が容易になり、安心して取引できます。
4.
オンラインオリパ機能
TCG STOREに預けたユーザーには、オンラインオリパ機能や資産管理ツールが提供される予定です。オンラインオリパ機能のリリースは2025年2月末が予定されています。
提携の背景
「TCG STORE」で発行されるNFTは、CryptoGamesが運営するOasys Verse Layer TCG Verseに採用されました。この提携により、TCG Verseのエコシステム内での流通が広がることが期待されています。特に、トレーディングカード市場は二次流通市場が盛況なため、CryptoGamesがこの市場に参入することは大きな波をもたらすでしょう。
CryptoGames株式会社のプロフィール
CryptoGames株式会社は、2018年に設立され、以来ブロックチェーンゲームの開発の最前線で活躍しています。2019年のリリースした「クリプトスペルズ」は、当時日本最大のクラウドセールの売上を記録し、2020年には初の地上波テレビCMも放送しました。
現在同社は、ガス代無料のOasys Verse Layerを介して「NFTwars」や「OasChoice」といったゲームも展開しています。これからもCryptoGamesの動向から目が離せません。
まとめ
CryptoGamesの「TCG STORE」への参入は、ブロックチェーン技術を利用し、トレーディングカードの未来を切り開くものです。コレクターやファンにとって、ますます魅力的な市場が広がることが期待されます。今後の展開にぜひご注目ください。