「地域を支えるドライバーたちの運転技術を競うコンテストが開催」
2023年11月29日、茨城県つくばみらい市にあるパルシステム・イーストのつくばみらいセンターで、「第2回ドライバーコンテスト」が盛大に行われました。このイベントでは、パルシステムの物流を支える15の事業所から選出されたドライバーたちが、安全性、正確性、迅速性をポイントに激しい競い合いを展開しました。競技の模様は、選手たちの肉薄した運転技術を間近で見ることができるとあって、多くの同僚や家族が応援に駆けつけ、会場は熱気に包まれました。
競技内容と選手たちの熱意
ドライバーコンテストは二つの部門に分かれて行われました。利用者への配送を担当する「生活物流部門」では1.5トンの車両が使用され、そして「基幹運輸部門」では4トントラックが利用されました。参加した選手たちは、福島、茨城、栃木、千葉から選出されており、各営業所の誇りをかけて優勝を目指しました。
コンテストでは、生活物流部門の選手たちがスラロームや幅寄せの設定されたコースを通過する競技を行い、接触なく走行することが求められました。一方で、基幹運輸部門では、狭いスペースにトラックを反転させる「たこつぼ競技」や、指定した位置に左後輪を停止させる「雑巾踏み」で技術を競い合いました。すべての選手はまた、学科テストも受ける必要があり、これらの結果が総合得点に反映されました。
応援する思い、支える家族
この日のコンテストには157人が集まり、選手たちを応援する同僚や家族の姿が目立ちました。多くの人が自作の応援グッズを用意し、声を合わせて選手たちを励ましました。家族のために、安全運転を心がけるという選手たちの姿勢が印象的でした。
優勝者のコメント
競技の結果、生活物流部門で優勝を果たしたのは松戸営業所の軣木(とどろき)郁弥さんで、基幹運輸部門では野中義博さんが優勝しました。軣木さんは、受賞の感想として「ただうれしいのひと言です」と語り、野中さんは「職場の皆さんが指導してくれた賜物です。これからも無事故無違反を心がけます」と感謝の気持ちを述べました。
代表の言葉
パルシステム・イーストの関根剛志代表取締役専務は、「利用者の皆さんへ確実に商品を届けるため、安全運転は欠かせません。加えて、応援に来てくれた同僚や家族の大切な思いを背負って、引き続き事故のないよう徹底して心がけてほしい」と挨拶されました。
このように、運転技術を競うコンテストは、選手たちの成長をサポートする場であり、地域の物流を支える誇りを感じることができる貴重な機会となりました。今後もこの取り組みが続き、さらなる安全運転の推進と技術向上が図れることを期待しています。