スマートプラスが提供する新たな投資サービス
株式会社スマートプラスが、日米の株式を対象とした新しいタイプの投資一任運用サービス「+Alpha」を発表しました。このサービスは、さまざまな金融機関や独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)向けのプラットフォーム「Digital Wealth Manager(DWM)」を介して提供されます。
新しいサービス「+Alpha」とは
「+Alpha」は、アクティブ型の投資一任サービスであり、投資家に対してより高いリターンを追求することを目的としています。従来のインデックス運用に比べ、個別銘柄への投資戦略を採用しているため、パフォーマンスの向上につながります。特に、自社の運用戦略を持たない中小規模のIFA事業者にとっては、これまで以上に利用しやすいサービスとなるでしょう。
サービスの背景と狙い
スマートプラスは、地域金融機関やIFA事業者に対して自社ブランドの証券サービスを迅速に構築可能な支援を行ってきました。これにより、パートナーシップを通じたサービスの提供を強化することができます。
「DWM」は、2022年より各社の独自の運用サービスを統合できるプラットフォームとして利用されており、大手IFA法人からの支持を受けています。しかし、独自サービスを提供するためには、投資助言業の登録が必要でした。そこで、スマートプラスは、ユーザーのニーズに応じた新しい運用サービスの提供を実現するため、必要な機能拡充を図りました。
投資信託の取り扱い拡充
2024年9月には、投資信託の取り扱いを追加し、より多様な投資選択肢を提供します。これにより、小規模なIFA事業者でも積極的に運用サービスを展開できるようになるのです。従来の大手や地域金融機関に限らず、広く投資家にサービスを提供することが可能になります。
DWMの特徴
- - 独自の運用戦略: 地域金融機関やIFAが自社の運用戦略を活かしたサービスの提供が可能です。
- - 高度な運用サービスの提供: スマートプラスが直接投資業務を行うことで、小規模事業者にとっても新たな運用サービスの提供が実現します。
- - アクティブ型の魅力: 「+Alpha」サービスは日米銘柄を対象とし、インデックス型に依存しないアクティブな運用を実現します。
投資運用サービスの構造
「+Alpha」には、日本株一任運用の「+Alpha Japan」と、米国株一任運用の「+Alpha US」があります。これらは、特に高い成長性を持つ企業や好業績企業への投資を目指し、リスクを抑えつつリターンを最大化できる可能性を秘めています。
日本株一任運用「+Alpha Japan」の特徴
- - 市場の安定性: 財務健全性の高い企業で構成されたポートフォリオは、市場下落時でも高い耐性を持っています。
- - 濃いパフォーマンス: 高収益、成長企業への投資に特化しており、市場上昇時には特にパフォーマンスが高まる傾向があります。
米国株一任運用「+Alpha US」の特徴
- - 戦略の多様性: 大型株と中小型株を別々の戦略で提供し、投資家に選択肢を与えています。
- - 高いシミュレーション実績: 過去のデータに基づいて、従来のS&P500を大きく上回るリターンを出すことに成功しています。
結論
今後もスマートプラスは、DWMをさらに進化させ、地域金融機関やIFA事業者へのサービス提供を拡大し続ける意向です。デジタル金融の新たな挑戦として、投資家が自分に合った運用戦略を選択できる環境を整えていくことで、「DWM」は今後の金融市場における重要な存在となることが期待されます。
さらに詳細については、
DWMの公式ページをご覧ください。