糖尿病と向き合う
2025-11-14 13:59:38

糖尿病と向き合う新たな一歩!CGM技術が切り拓く未来

世界糖尿病デーに向けたセミナー



2025年の11月14日、デクスコムジャパンが開催した『世界糖尿病デー2025 メディアセミナー』では、糖尿病とその管理に関する重要な情報が提供されました。このセミナーには、チャレンジャー/モデルの星南さん、元プロ野球選手の佐野慈紀さん、糖尿病専門医の山田悟先生が登壇し、糖尿病の正しい理解と、CGM(持続血糖測定)の必要性について語りました。

デクスコムジャパンの取り組み



デクスコムジャパンは、糖尿病患者の日常生活をより快適にするための技術を提供しています。CEOの浅野元氏は、デクスコム社について、リアルタイムで血糖値をモニタリングできるCGMデバイスを紹介し、これが約170万人以上に利用されていることを強調しました。特に、インスリン治療を受ける患者にはリアルタイムCGMの導入が推奨されており、安心して血糖を管理できる環境づくりの重要性が再確認されました。

糖尿病の基礎と最新情報



山田先生は席上、糖尿病の増加傾向や、特に日本人における2型糖尿病の患者が90%を占めることを説明しました。また、一般的な誤解として糖尿病は自堕落な生活によって引き起こされると思われがちですが、実際には多くが肥満でないことも指摘されました。そして、食後の高血糖がもたらす健康リスクについても詳しくお話しされ、食事療法の重要性が強調されました。

日常の経験を語るトークセッション



続いて行われたトークセッションでは、星南さんと佐野さんがそれぞれの糖尿病との向き合い方を語りました。星南さんは、18歳の時に1型糖尿病を宣告された経験を通して、症状を理解し、体調管理を行う重要性を学んだと語りました。一方、佐野さんは現役引退後に偶然発見された2型糖尿病について、自身の無知からくる健康管理の重要性を実感したと話しました。

血糖値を知ることの重要性



山田先生は、「血糖値を知ることこそが治療の第一歩である」と強調し、糖尿病の理解を深めることの重要性を訴えました。また、患者が自らの血糖値を知ることで得られる安心感は、生活の質の向上に寄与することが示されました。

CGMがもたらす新たな可能性



CGMの使用経験者である星南さんは、CGMが生活の中で不安を軽減する手助けになっていることを語り、佐野さんも安定した血糖値を維持できるようになったと証言しました。このように、CGMは糖尿病管理の新たな選択肢として、多くの患者にとって希望となる技術の一つです。

正しい理解の普及に向けて



セミナーの最後に、星南さんは「糖尿病を敵ではなく友として受け入れることで、人生をより明るくすることができる」と語りました。佐野さんも自身の闘病経験から「健康意識を高める重要性」を伝えました。山田先生は、糖尿病が誤解されることなく、正しい知識が社会に広まることの大切さを強調し、安全で効果的な治療法としてCGMを広める活動の重要性を締めくくりました。

このセミナーは、糖尿病患者が自分の健康と向き合うための貴重な情報を提供し、社会全体における糖尿病に対する理解を深める機会となりました。今後もデクスコムジャパンが推進するCGMの利用が広まり、多くの人々が安心して生きられる環境が整うことを期待したいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

関連リンク

サードペディア百科事典: 糖尿病 CGM 世界糖尿病デー

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。