伝統と現代が交差する音楽の祭典
2025年9月20日、神奈川県立音楽堂にて、打楽器と現代音楽の未来を見据えた特別イベント『MUSIC DAY SERIES』が開催されます。このコンサートは、世界的に活躍するパーカッショニストの加藤訓子がプロデュースし、日本の現代作曲家である権代敦彦の作品に焦点を当てています。加藤訓子自身や、権代氏の作品に携わってきた名だたる打楽器奏者が勢揃いし、観客に向けて唯一無二の音楽体験を提供します。
権代敦彦の音楽世界
権代敦彦氏は、1986年に桐朋学園にて《リベラ・メ》を委嘱初演して以来、40年にわたり自身の作品を創作し続けてきました。彼の音楽は、時代の息吹と共鳴し、観客を惹きつける力を持っています。打楽器にかける情熱は特に強く、演奏家たちにとっては常に挑戦と喜びをもたらすものです。
この特別なコンサートでは、加藤訓子をはじめとする実力派の演奏家たちが集まり、次世代に向けた音楽の現在と未来を提示します。神奈川県立音楽堂の荘厳な響きのホールで繰り広げられる演奏は、聴衆の心に深い感動を与えることでしょう。
公演概要
『MUSIC DAY SERIES 2025』は、2025年9月20日(土)14:00開演、神奈川県立音楽堂にて行われます。開場は13:30です。出演者には加藤訓子をはじめ、岩見玲奈、會田瑞樹、新野将之など多彩な打楽器奏者たちが揃います。演奏予定曲には権代敦彦氏の代表作が含まれ、観客に新しい音楽体験を提供します。
主な演奏曲目
- - リベラ・メ(1986年、初演:桐朋学園打楽器科、ソプラノ: 緑川まり)
- - アンジェラス / 晩祷の鐘(2001年、初演:パーカッション・ミュージアム)
- - 最愛なるイエスよ、我等ここに集いて(2001年、委嘱初演:加藤訓子)
- - 木霊(2003年、委嘱:神奈川県民ホール)
- - ”シ”の彼方に(2021年、未発表:世界初演)
- - 他、権代氏の新作も含まれています。
チケット情報
全席指定(A席: 5,000円、B席: 4,000円、U-25: 3,000円)で販売中。チケットご購入は、電子チケットサイトteketまたは電話(0570-015-415)にて可能です。特に若い世代に向けた割引も用意されていますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。
主催・共催
このコンサートは、特定非営利活動法人芸術文化ワークスが主催し、神奈川県立音楽堂が共催を行っています。音楽文化の継承と新しい才能の発掘を目指す取り組みです。
音楽の未来を体感するため、ぜひ会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。打楽器の響きと権代敦彦氏の美しい音楽が、あなたを新しい音楽の世界へと誘います。