3bitterが新たな一歩を踏み出す
3bitter株式会社が、ライブ・イベントや飲食店向けのデジタルソリューションの一環として提供するモバイルオーダー型発券機サービス『ISSUE PANDA』に、大きな進化をもたらす新機能を追加しようとしています。2024年8月1日から運用が開始されたこのサービスは、アマゾン ウェブ サービス ジャパンと共同で開発したAIレコメンド機能を2025年7月末より導入予定です。この新機能により、店舗は顧客の行動データをリアルタイムで分析し、よりパーソナライズされたサービスを提供できるようになるのです。
『ISSUE PANDA』とは
『ISSUE PANDA』は、スマートフォン上に店舗のメニューを表示し、顧客がその場で決済を行うことができるシステムです。注文後はQRコードが発行され、このQRコードを店舗で読み取ることで食券が発行されます。このプロセスを通じて、顧客は自分のペースでゆっくりとメニューを選ぶことができ、これが売上向上に寄与する要素となっています。さらに、多言語メニュー表示も導入されており、海外からの観光客にとっても使いやすい環境が整っています。
データ活用の新たな試み
『ISSUE PANDA』の大きなメリットは、その決済機能によって蓄積されるデータの活用です。これまで、店舗側は顧客の来店頻度や注文履歴を分析し、それに基づいてメニューの最適化や新しいキャンペーンの設計を行ってきました。この度、新たに搭載されるAIレコメンド機能により、より精度の高いマーケティング施策が可能になると期待されています。これにより、顧客のニーズに即した商品やサービスを提供することができ、店舗の競争力をさらに強化することができます。
さらなる進化を目指して
3bitter株式会社は、2014年に設立され、リアルとデジタルを繋ぐことを理念に掲げ、さまざまなイベントや飲食店でのテクノロジーの利用に取り組んできました。これまでのノウハウを生かし、2024年には新たにアドテクノロジーやデータマーケティングの専門チームが加わり、AIによるレコメンド技術の本格的な活用が始まります。
このように、3bitter株式会社は常に時代のニーズに応じたサービスを提供し、顧客体験の向上を追求しています。また、2024年5月にはフードフェス向けのテーブルオーダーシステムを展開し、多岐にわたる取り組みを通じて、飲食業界の新たな潮流を作り出そうとしています。
まとめ
モバイルオーダー型発券機『ISSUE PANDA』の導入により、飲食店は顧客の期待に応えつつ、効率的な運営を実現しています。新たなAIレコメンド機能の導入により、今後ますます進化する『ISSUE PANDA』の今後に注目が集まります。3bitter株式会社は、その先進的な取り組みにより、飲食業界をリードしていくでしょう。今後も、『ISSUE PANDA』の進化に目が離せません。