渡辺秀和氏が一橋大学客員教授に就任
株式会社コンコードエグゼクティブグループの代表取締役社長CEOである渡辺秀和氏が、一橋大学の客員教授に就任することが決定しました。この新しいポジションにおいて、渡辺氏は2025年度秋冬学期に全学共通教育科目として「キャリアマネジメント」を開講します。渡辺氏の豊富な経験と専門知識を活かしたこの授業は、多くの学生に対して貴重なキャリア設計の指導を行うことが期待されています。
授業の概要
授業は全13回の構成で、キャリア設計の基本原則や本質的な就職活動の進め方、社会で活躍するために必要な準備について詳しく解説します。特に、学生が自分自身の志や「好き」を基にして社会にどのように貢献するかを考えるきっかけとなる内容です。また、社会起業家や女性エグゼクティブ、戦略コンサルタントなどのゲストスピーカーを招待し、実際のキャリアパスについてのインサイトを共有します。
対象学生
一橋大学の全学部・全学年の学生を対象にしており、基礎編、対談編、応用編という3つのセクションに分けて内容が展開されます。
授業の構成
1.
基礎編
- キャリア設計が人生にもたらす影響を理解し、「目指す将来像」の設定方法を学ぶ。
- 成功する就職活動のための選考対策をしっかりと指導。
2.
対談編
- 人気業界のビジネスリーダーと渡辺氏の対談を通じて、キャリアのリアルな部分に触れる機会を提供。
- 戦略コンサルタントやIT業界の専門家、社会起業家など、多様な業界のリーダーが登壇します。
3.
応用編
- 入社後にスムーズにキャリアを進めるための準備や「転職」をうまく活用する方法。
- 最終回にはQ&Aセッションを設け、参加者の疑問や不安に対して本音で応じます。
教科書と教材
指定教科書は『未来をつくるキャリアの授業』であり、これは渡辺氏が自らの経験を基に執筆したもので、読者にとって「キャリア戦略」を理解し実践するための手引きとなる内容が盛り込まれています。この書籍は、すでに東京大学での授業にも指定されています。
コンコードエグゼクティブグループについて
コンコードエグゼクティブグループは、キャリアデザインに特化した企業であり、渡辺氏が設立した後、数々の企業へ転職支援を行ってきました。特に「コンサル転職」においては、マッキンゼーやBCGといった著名なコンサルタントファームへの転職を成功させた実績があります。さらに、20社以上のソーシャルスタートアップに出資する社会投資家としての顔も持つ渡辺氏は、キャリア教育への情熱を持っており、この授業を通じて未来のリーダーたちを育てる活動を進めています。
最後に
渡辺氏は、「キャリア設計は、学生の皆さんにとって重要なテーマ」と強調しています。学生時代は自己を見つめ直し、将来に向けてしっかりとした基盤を作る絶好のチャンスです。この授業を通じて、学生たちが社会に出る準備を万全にし、豊かな人生を実現できるよう、積極的にサポートしていく方針です。