少年院での学習支援
2025-12-02 14:42:44

株式会社キズキが全国7少年院にて学習支援プログラムを展開

就労を見据えた新たな学習支援が始まる



株式会社キズキと公文教育研究会が共同で、全国7つの少年院で「就労を見据えた学習支援プログラム」を開始しました。このプログラムの目的は、在院者が社会に出て就労できるように、基礎的な学力を向上させることです。この取り組みは、法務省が求めるを基に、出院後の安定した就労を支援するものです。

背景



少年院を出院した後も、就労に結びつかないのは基礎的な学力不足が原因であると多くの協力雇用主が指摘しています。職場での基礎的なスキル不足が離職を引き起こすケースが多く見受けられます。また、現在の矯正教育においては、各在院者の習熟度に応じた個別指導が十分なされていないため、更なる処置が求められています。

株式会社キズキの役割



この調査研究事業において、キズキは以下のような役割を担います:
1. 学習支援の提供:対象となる少年院での公文式学習を用いた教育を実施。
2. 学習支援の準備:教材の準備や指導、採点、教室からの便りの作成など。
3. 助言及び情報提供:就労を希望する少年に対し、適切なアドバイスや情報を提供。
4. 指導体制の構築:講師陣の管理や教育方針の運用。

キズキは、個々の受講者に合わせた学習支援を実施することで、基礎学力を伸ばすだけでなく、成功体験を通じて自己肯定感を育むことを目指しています。

事業の概要



新たなプログラムは、2025年10月から開始される予定です。このプログラムでは、浪速少年院、交野女子学院、和泉学園など7つの少年院で実施され、各地域に密着した形で効果的な学習支援を提供します。基礎的な学力の向上に加え、学習意欲を引き出すことがキズキの目指す所です。

展望



キズキは「何度でもやり直せる社会」を実現するために、今後も教育機会の均等や社会的孤立の解消に向けた積極的な取り組みを進めていきます。また、地方自治体や企業と連携を強化し、地域に根ざした支援活動を展開していく方針です。

会社概要



株式会社キズキは2011年に創業し、2015年に株式会社として設立されました。?個別指導塾や、うつや発達障害の方の就労支援など様々な事業を展開しています。

  • - 社名:株式会社キズキ
  • - 所在地:東京都新宿区新宿6-28-7 新宿EAST COURT 2F
  • - 代表者:安田祐輔
  • - 事業内容:不登校・中退者向け教育事業や就労支援、自治体との連携事業など
  • - 公式サイトこちら


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