鉄建建設とL is Bが共同開発した「カーボン Eye」の活用事例を紹介

鉄建建設とL is Bが開発した「カーボン Eye」とその実績

鉄建建設株式会社と株式会社L is Bが共同開発したCO₂排出量自動集計アプリ「カーボン Eye」が、施工現場での活用事例とともにサービスサイトにて紹介されました。これは、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなるもので、特に環境業界のデジタル化に大きく貢献しています。

開発の背景

鉄建建設は1944年に設立され、以来鉄道建設を中心とした活動を通じて全国交通網の構築を目指してきました。現在、同社グループは2050年のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを進めています。しかし、CO₂排出量の集計は現場と本社双方に負担を強いるものであり、入力ミスや集計漏れといった問題が発生しやすいという課題があったのです。

これらの課題に対処するために、2024年にL is Bと共同で「カーボン Eye」を開発しました。このアプリは業務の負担を軽減しつつ、正確なデータ管理を実現することを目指しています。また、L is Bが提供する「direct」システムとも連携することで、現場の通知をリアルタイムで共有できる環境が整備されました。

「カーボン Eye」の機能とメリット

「カーボン Eye」は、主にCO₂のScope1排出量の効率的な集計を行うことに特化しています。このアプリでは、重機の燃料使用量をQRコードを活用して集計し、効率を高める仕組みを取り入れています。具体的な機能は次の通りです。

- 重機情報QRコードの発行
- 重機使用時間の記録
- 燃料使用量の自動集計
- データの出力機能

さらに、「direct」との連携により、業務の流れをより迅速にし、円滑に進めることが可能となっています。具体的には、任意のタイミングで定時に通知を送ることができ、ユーザーはWebアプリへ直接誘導される仕組みです。

今後の展望

鉄建建設は、今後もデジタル技術を活用し、サステナブルな経営をつづけることで、より良い社会の実現を目指します。社会的価値と経済的価値の両立を果たし、地域に貢献することを重視しています。

株式会社L is Bについて

L is Bは2010年に創業され、現場の業務改善やデジタル化を支援しています。顧客の課題に真摯に向き合い、業務改革と課題解決に注力し、多様なソリューションを展開している企業です。常に新しいことに挑戦し、笑顔をもたらす企業であり続けることを目指しています。企業の詳細については、こちらからご覧ください。