浦安D-Rocksが贈る「deleteCマッチ」の成果とは
2023年3月14日、秩父宮ラグビー場で開催された「deleteCマッチ」は、浦安D-Rocksの独自企画として、多くの人々にがん治療研究への支援を呼びかけました。このイベントにはなんと14,056人ものラグビーファンが集まり、熱気あふれる瞬間を創出。選手たちは、がん治療への想いを表現する特別なマゼンタのジャージを着用し、会場全体が統一された美しい色に包まれました。
参加者の熱意が生んだ寄付
当日のイベントは、「投稿」「視聴」「来場」「得点」の4つのカジュアルソーシャルアクション(CSA)を通じて、がん治療研究のための寄付を集めることが目的。具体的には、以下の金額が寄付に繋がりました。
- - 投稿アクションでは、ハッシュタグ「#deleteCマッチ」と「#drocks」を用いた投稿により、6700円の寄付が実現。
- - 来場アクションは、参加者数に基づき、140,560円の寄付を達成。
- - 視聴アクションでは、観戦アプリ「SpoLive」を通じた応援により、347,843円の寄付が集まりました。
- - 最後に、得点アクションでは、浦安D-Rocksの得点数に応じて220,000円が寄付されました。
これらを総合すると、イベント全体で719,376円ががん治療研究への支援として寄付されることとなりました。
参加者が語る「deleteCマッチ」の感動
参加者からは、「がんに罹患した家族を持つ者として、この活動に感謝します」といった声や、「初めての生ラグビー観戦がこんな意義深いものになるとは思わなかった」との感想が寄せられるなど、皆がこのイベントの重要性を強く実感していました。全員がマゼンタのシャツを身にまとい、選手たちと一体となってがん治療支援に貢献する姿は、まさに感動的でした。
浦安D-Rocksのメッセージ
浦安D-Rocksのボスである内山浩文氏は、このイベントの成功を喜びつつ、来年もさらに多くのファンを巻き込んで「deleteCマッチ シーズン2」を開催する意気込みを見せています。「勝ち(競技そのもの)と価値(参加による社会貢献)」の2軸を感じてもらう機会を、引き続き提供していきたいとのことです。
また、参加者を代表してコメントを寄せた石神勝氏は、「ラグビーはスポーツの枠を超えた力を持っていると実感した。このように多くの人たちが集まって、がん治療に向けたアクションが生まれているのは誇りです」と語りました。
deleteCの取り組み
株式会社deleteCは、「がんを治せる病気にする日」を目指して様々な活動を進めています。彼らは、企業や団体の協力を得て、日常生活の中で行える「カジュアルソーシャルアクション」を通じて7030の寄付金を集めています。このような取り組みは、2026年に開催予定の「deleteC 2026 -HOPE-」を通じて、さらなる医療支援に繋がります。
結論
「deleteCマッチ」は、単なるスポーツ観戦の枠を超え、社会貢献を促す貴重なイベントとして成功を収めました。今後もこのような活動が広がり、より多くの人々ががん治療研究に参加していくことを期待しています。私たちも、日常生活の中でできる支援を続け、がんを治す未来を共に目指していきましょう。