書籍『運動あそび大辞典』のご紹介
子どもの健やかな成長に寄り添った運動あそびの指導方法を一冊にまとめた『3,4,5歳児苦手な子も楽しめる!保育者のための運動あそび大辞典』。2025年6月27日に明治図書出版から発売される本書は、運動遊びを通じて子どもたちの運動能力を効果的に引き出す手助けをする一冊です。
書籍の特長
本書は、さわだスポーツクラブが長年にわたる実践から得た知見を凝縮しており、現場の保育士や幼稚園教諭、運動指導者はもちろん、子育て中の家庭でも十分に活用できる内容になっています。具体的には、以下のような特長があります。
- - 運動が苦手でもできる工夫:すべての子どもが安心して参加できるように配慮されています。
- - 短時間で実施可能:運動遊びは3~15分で完了し、家庭や保育の現場でもすぐに取り入れられます。
- - 多彩な遊びが収載:子どもが夢中になる運動あそびが70種類以上掲載されており、選択肢が豊富です。
具体的な内容
本書の内容は、運動あそびの「ねらい」、「ポイント」、「ことばがけ」に関する図解が詳細に紹介されており、発達段階に合わせて体系的に構成されています。これにより、現場で簡単に実践できる運動あそびがサポートされています。また、運動あそびは「からだあそび」、「用具あそび」、「音あそび」といった多様なバリエーションが網羅されているため、飽きずに楽しむことができます。
運動が苦手な子への配慮
すべての遊びは、運動が苦手な子や集団の中で緊張してしまう子も楽しめるように工夫されています。何をするかだけでなく、どのように楽しむかがそっと教えられる点が本書の魅力です。
書籍の背景
さわだスポーツクラブは2025年に創立50周年を迎えるのを機に、子どもたちの発達支援や教育現場への貢献を広く届ける方法として、書籍の出版に挑戦しました。「あそびながら育つ力を、もっと多くの子どもたちに届けたい」という思いから本書が生まれました。
ABCプログラムとの連携
さらに、さわだスポーツクラブでは独自の「ABCプログラム」を通じて、子どもの脳への刺激と運動能力の向上を目指す取り組みも行っています。このプログラムおよびその指導者講習会も、運動あそびを学ぶ保育士や運動指導者に人気です。シンプルで再現しやすい内容なので、誰でも実践可能です。
現場での実績
さわだスポーツクラブは、1995年の創業以来、10万人以上の子どもたちと向き合いながら、現場主義の姿勢を大切にしています。運動遊びを通じて「こころ」と「からだ」を育む指導を行ってきた実績から、本書は実践者の声が反映された貴重な資料といえるでしょう。
このように、子どもたちの健やかな成長をサポートする『運動あそび大辞典』は、保育者のみならず、全ての育児に関心のある親にとっても必携の一冊です。あなたの身近な育成現場へ、ぜひ役立ててください。