医療用医薬品の安定供給を目指す新しい取り組みとは
2025年11月25日(火)、日本計画研究所が主催する「医療用医薬品迅速・安定供給部会」に関するセミナーが開催されます。本セミナーでは、厚生労働省の厚生科学審議会「医薬品医療機器制度部会」の部会長である中山健夫氏をお招きし、最新の医薬品供給に関する取り組みが詳しく説明されます。
セミナーの概要
医薬品に関する法律、つまり薬機法が改正される中、特に医療用医薬品の供給体制が大きな焦点となっています。この新設「医療用医薬品迅速・安定供給部会」の役割は、医療用医薬品の安定した供給を実現するための施策を立案し、実行することです。中山氏は京都大学大学院で教鞭をふるっている専門家であり、この分野での権威でもあります。
講義のポイント
セミナーでは主に次のような内容が取り上げられる予定です:
1.
令和7年薬機法改正の概要
- 医薬品等の品質と安全性の確保を強化するための改正が公布されました。
- 医療用医薬品の安定供給体制強化を目指す施策。
- より活発な創薬の環境を整えるための取り組み。
- 国民への医薬品の適正な提供を図るための薬局機能の強化。
2.
リアルワールドデータの活用
- リアルワールドデータとは何か、どのように活用できるかが解説されます。
- 特に薬剤疫学の視点からの考察や、利用可能なデータベースについても触れられます。
3.
薬局の新たな可能性
- 健康サポート薬局からの進化についてや、OTC薬、OD対応、ヘルスケアアプリ使用支援など多岐にわたって議論されます。
4.
医療用医薬品の迅速・安定供給
- 新部会の設立についての詳細が説明されます。
5.
質疑応答の時間
- 聴講者の質問に答えることで、より理解を深める機会が提供されます。
6.
名刺交換・交流会
- 講師やほかの参加者と名刺交換を行い、ネットワークを広げるチャンス。
このセミナーは、医薬品業界に携わる方々にとても重要です。新たな法律や取り組みについて理解を深めることで、実務に役立てることができるでしょう。
受講方法と料金
受講方法は、会場で参加するか、ライブ配信、さらにアーカイブ配信も利用可能です。アーカイブ配信は、セミナー終了後2週間、何度でもご視聴いただけるので、参加が難しい方でも安心です。受講料金は、1名37,450円(税込)ですが、2名以上ならお得なプランもあります。
このセミナーを通じて、医療業界の未来に向けての新しい知見やネットワーキングの機会を得ることが期待されます。参加を希望される方は、下記のリンクから詳細情報をご確認の上、お申し込みください。
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日本計画研究所は、今後も最新の医療知識をお届けするためのセミナーを開催していきます。お忙しい中でも、ぜひご参加いただき、新しい視野を広げてください。