FINOPITCH 2025の受賞者
2025-03-07 11:13:16

FINOPITCH 2025で決定した受賞スタートアップたちの挑戦と未来

FINOPITCH 2025での受賞スタートアップ



東京都千代田区のFINOLABが主催する「FINOPITCH」は、国内外のFinTechスタートアップがその成果を発表するグローバルピッチコンテストです。2025年の大会では、19社がエントリーし、熱い戦いが繰り広げられました。ついに大賞が決定し、国際部門ではBlade Labsの「ESG Islamic Finance Platform」が、国内部門ではNoahlogyの「AI-native PLM for shipping」が選ばれました。これらの受賞スタートアップは、金融の未来を切り開く革新的なアプローチを示しています。

大賞受賞の背景


国際部門:Blade Labs「ESG Islamic Finance Platform」



Blade Labsが提供するこのプラットフォームは、イスラム金融の新たなビジネスチャンスを追求するものです。環境・社会・ガバナンス(ESG)基準を取り入れた金融サービスは、従来の金融モデルに対する革新的な視点をもたらし、今後の市場での競争力を高める可能性を秘めています。審査員からは、テクノロジーを活用した新しい金融の形の提案が高く評価されました。

国内部門:Noahlogy「AI-native PLM for shipping」



Noahlogyの「AI-native PLM for shipping」は、船舶のサプライチェーンにおける課題に対して、AI技術を活かして解決策を提供します。この革新的なプラットフォームは、金融の力を用いることで、複雑な物流の課題をシンプルにすることを目指しています。このプロジェクトは、物流業界が直面する多くの問題に対して、新たな視点を提供しています。

オーディエンス賞・スポンサー賞


また、オーディエンス賞には海外部門でFly Fairlyの「Fly Fairly – Fly Now Pay Later」、国内部門でBillPayの「BillPay」が選ばれました。これらの受賞企業は、観客からの支持を受けた結果、優れた金融サービスとして認められました。

さらに、各種スポンサー賞も発表され、International Payments Identityの「Global bank account validation」や、tayoriの「tayorie」が受賞しました。

FINOPITCHの意義


FINOPITCHは、2012年から続く日本初のFinTechピッチコンテストであり、すでに200社以上のスタートアップが参加しています。このイベントは、FinTechにおける革新を促進し、国内外のスタートアップに貴重な場を提供しています。

特に、受賞者が発表された今年のコンテストでは、AIを使用したソリューションが多く見られましたが、その中でも特に具体的な課題解決を目指す企業が高い評価を得ました。金融革新同友会FINOVATORSによる総評でも、明確な効果が見込めるスタートアップが期待されると述べられています。

今後の展望


FINOPITCH 2025の成功を受けて、次世代のFinTechスタートアップの挑戦がもたらす未来に期待が寄せられます。受賞企業のみならず、参加したすべてのスタートアップが、今後の金融市場に新しい価値をもたらすことが期待されています。

FinTech業界はますます進化を遂げ、私たちの生活に密接に関わる存在として成長しています。次回のFINOPITCHにも、多くの革新的なアイデアが集まることでしょう。


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