e-WAVESとDoCoMAP連携
2025-01-20 13:33:44

新型温度ロガー「e-WAVES BLEタイプ」とDoCoMAPの連携開始

温度と位置情報の新たな連携



太平洋工業株式会社が提供する温度ロガー「e-WAVES」の新モデル、Bluetooth連携タイプである「e-WAVES BLE」が2025年1月から販売を開始します。このモデルは、株式会社ドコマップジャパンの車両位置情報管理サービス「DoCoMAP」との統合が4月から実施されます。この連携により、物流業界における温度の管理がさらに効率化されることが期待されています。

▼ e-WAVES BLEタイプの特長

「e-WAVES BLE」は、物流の現場での温度や湿度のリアルタイム監視が可能です。設置した環境の温湿度データを、アプリやクラウド上で簡単に確認できます。そのため、遠隔地からも状況を把握することができ、コールドチェーンなどの温度管理が求められる環境で特に有用です。これにより、輸送中の商品が適正な環境に保たれることが可能となり、品質保持に寄与します。

▼ DoCoMAPとの連携

今回の連携で、「e-WAVES BLE」から取得した温湿度データは、DoCoMAPのスマートフォン用アプリケーション「docomapPLUS」と結びつきます。このアプリでは、運行中の車両の位置情報と温湿度のデータを同時に確認することができ、運行状況を一元管理できます。

このシステムを使うことで、運行日報や温度管理表などの作成が自動化され、運行終了後にはドライバーの作業報告も簡単に行えます。これにより業務の効率化が図れ、作業負担の軽減につながります。

物流業界の品質管理の向上


物流業界では、温度管理や品質維持がますます重要視されています。特に食品や医薬品の輸送においては、温度の管理が不適切だと大きな問題につながる可能性があります。そこで、太平洋工業とドコマップジャパンは、物流業界に特化した新たなサービスを展開し、品質管理基準の向上を目指しています。

実際に、温度異常が発生した場合、ドライバーや管理者にアラートを送信し、早急に対応することができる機能も備わっています。これにより、トラブルを未然に防ぎ、安心して業務を進めることができる環境が整いました。

今後の展望


太平洋工業とドコマップジャパンは、今後も継続的なサービスの拡充に取り組む方針です。特に、物流業界における勤労環境の改善や労働管理の効率化に寄与するため、IoT技術を駆使した新たなソリューションの開発を進めていくとのこと。これにより、運送業界全体の生産性向上にも寄与することを目指しています。

この新しい技術が物流業界にもたらす影響は計り知れません。今後の進展に期待が寄せられます。


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