旅する料理人が地域の魅力を発見する『さすらい街道』
この夏、全国の食文化を活性化させる新しいプロジェクトが始動します。その名も、『旅先料理シリーズ企画『さすらい街道』Season1 東海道五十三次行脚’25夏』。株式会社さすらい食堂(愛媛県松山市)が手掛けるこのプロジェクトは、旅をしながら働く料理人たちが地域の食材を活用し、地元の人々との交流を楽しむことを目的としています。クラウドファンディングのキャンペーンが、5月16日から開始され、6月5日までの期間中、初期目標を達成した後、さらなる支援を募る形で展開されています。
料理人たちが新たな職業を築くサステナブルな仕組み
この企画は、地域の料理人や生産者をつなぎ、料理人たちが自ら選んだ場所で創作料理を作りながら働ける仕組みを目指しています。今までは固定された場所での業務が一般的でしたが、旅することで新しい地域の魅力を再発見し、それをいかに料理として表現するかが今後の鍵となります。また、各地を巡ることで、直接的に地元住民との交流が生まれ、社会的なつながりを深めていくことが期待されます。このプロジェクトのスタート地点である東海道五十三次は、日本の歴史的な街道であり、その道を行くことで、多様な地域文化を体験できる貴重な機会を提供します。
プロジェクトの全貌と参加方法
プロジェクトの詳細は、下記の通りです。
- - 開催期間:5月16日(金) 〜 6月5日(木) 23:59
- - 目標金額:30万円(5月22日には早くも達成、ネクストゴールは53万円)
- - 開催地域:東京、熱海、三島、富士、豊橋、京都の6地域で計7回のイベントが予定されています。
参加を希望する方には、各種リターンの提供があります。特に注目すべきは、さすらい食堂のセレクトボックス。全国各地で集めたおいしい食材やスパイスを詰め込んだ商品が5,000円相当分送られる、特別な体験を自宅で楽しむことができます。
盛り上がる地域イベント
クラウドファンディングのリターンとして、各地で行われる様々なイベントも計画されています。6月8日には東京都墨田区で、元東京カリ〜番長のシャンカール・ノグチさんとのコラボイベントが予定されており、特製スパイスカレーを味わえます。
6月13日には静岡県熱海市で、さすらい食堂の歴史的な場所となったMARUYA Terraceにて旅先出店が行われます。さらに、6月14日には魚市場を訪れ、地元の干物を体験する特別なプログラムが実施されるなど、地元の食文化を肌で感じる貴重な機会が提供されます。特に熱海の老舗干物屋「釜鶴」によるアテンドイベントは、人気を集めること間違いなしです。
新たな食文化の創造を目指す
代表取締役の北村武男氏は、「食の在り方を見直すきっかけになれば」とコメントを寄せています。新しい「食」を通じた体験が、地域住民だけでなく訪問者にとっても価値ある時間を創造することを願っています。この取り組みから生まれる地元との交流を通じて、食文化が豊かになっていくことを期待したいですね。
詳細は
こちらからご覧いただけます。全国各地での旅する料理人たちの発信を通じて、私たちの食文化がどのように広がっていくのか、今後の展開から目が離せません!