ホットリンクとAI活用
2025-02-17 11:48:58

ホットリンクが語る生成AI活用の現状と未来展望:社内調査結果発表

株式会社ホットリンクの生成AI活用に関する最新調査



株式会社ホットリンク(東京都千代田区、証券コード:3680)は、生成AI技術の活用を目指し、最近社内調査の結果を発表しました。この調査では、社員のAI利用状況やその効果を探るべく、2025年1月に実施されたものです。目指すは「AIドリブンカンパニー」で、テクノロジーをフル活用した業務の変革です。

調査背景



総務省が示す「令和6年版情報通信白書」によると、国内企業で生成AIを業務に取り入れている割合は46.8%と低く、特にメールや資料作成の補助においてその傾向が顕著です。このような状況に対し、ホットリンクは2023年から積極的にAIの導入を進め、特にChatGPTの活用を加速しています。2024年4月からはいよいよ全社的な取り組みが本格化することから、社員の意識と実態を把握するための定期的なアンケートが実施されています。今回はその調査の第4回目にあたります。

調査概要



対象:ホットリンク社員(正社員・契約社員)
有効回答数:117名
期間:2025年1月14日~1月23日
形式:アンケート

調査結果



1. AIサービスの利用頻度


調査結果によると、業務におけるAIサービスの利用頻度は急激に上昇しており、2024年4月時点で「毎日」利用する社員は19.5%から2025年1月には59.8%に増加しています。さらに、「週に3~4回」利用する社員の割合も高い水準を維持しており、「週に1回」「月に1回」「基本的に使っていない」と答えた社員は共に減少を示しました。

2. 利用効果と業務時間の短縮


業務効率がどの程度向上したかでは、65.2%の社員が「31%~60%」向上していると感じている一方で、13.0%は「61%~100%」の大幅な向上を実感しています。また、業務時間短縮については、46.5%が「31%~60%」と回答し、12.3%は「61%~100%」の短縮を感じています。

3. ポジティブな効果


業務導入において、最も注目されるポジティブな効果は「業務の効率化」や「作業のスピードアップ」です。社員たちからは、業務負担の軽減だけでなく、新たな視点を得やすくなったとの声もあがっています。具体的には「細かい業務確認が減った」「アイデアを膨らませる手助けになっている」といった意見が寄せられました。

4. ネガティブな意見


一方で、ネガティブな影響については「出力の精度や信頼性」が大きな課題とされています。AIが出力した結果にばらつきがあり、意図通りの結果を得るためには多くの試行錯誤が伴うとのことです。また、「特になし」との意見も一定数見られましたが、求めている回答が得られないことや誤字脱字の見落としなども挙げられています。

経営企画担当からのメッセージ


執行役員の経営企画担当、大野俊太郎氏は、社内のAI利用率が確実に高まっていることを強調しました。「AIの進化はますます加速しています。私たちは必要なスキルの習得だけでなく、社内制度やコミュニケーションの見直しを進めており、AIを活用した新たなソーシャルメディアマーケティングの在り方を先導していきます」とコメントしました。

まとめ


ホットリンクは、生成AIの導入を通じて業務の効率化と新たな価値の創出を進めています。今後も全社一丸となって生産性の向上を目指し、AI活用に注力していく姿勢を示しています。次回の調査結果も楽しみです。


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