スパイスファクトリーが大阪に新拠点を開設
デジタル・トランスフォーメーションを手がける
スパイスファクトリー株式会社が、2026年3月1日に開業予定の「THE VILLAGE OSAKA」に関西拠点となる新オフィスを設立します。このオフィスでは、大阪・関西万博で使用された建築資材を再利用し、環境に優しいサステナブルなオフィス空間を実現することを目指します。
オフィスの設計・デザイン
この新しいオフィスの設計は、サステナブル建築デザイナーの
ファラ・タライエ氏が監修を行っています。「
Out of Arts」というコンセプトの下、創造性を引き出す空間や多様な人材の集う共創体験を提供することを目指しています。執務室や会議室のデザインには、環境に配慮したエシカルマテリアルが使用され、万博の資材を活かすことで、持続可能性とデザイン性が融合したオフィスが実現します。
建設廃棄物の社会課題に対応
日本では建設廃棄物が多く発生しており、環境への影響が懸念されています。スパイスファクトリーは、これを背景に「
1ピクセルずつ、世界をより良いものにする。」という理念を掲げ、サステナビリティを経営の根幹に据えています。東京本社の移転では、什器の77%をリユース品で設計し、94.3%の産廃リサイクル率を実現するなど、サステナブルな取り組みを推進してきました。この関西拠点でも、同様の成果を目指しています。
サステナブルプラットフォームの活用
新オフィスでは「
サステナブルプラットフォーム」を活用し、再利用可能な建築資材や什器を選択可能です。具体的には、「
Matinno」や「
万博サーキュラーマーケット ミャク市!」を利用して、再利用の促進を行います。これにより、新規資材の使用を削減し、サステナブルオフィスのモデルケースを提示します。
持続可能な働き方の促進
2026年の開業後、このオフィスは関西地域でのサステナブルな働き方を推進する拠点となります。社員やステークホルダーと共にDIYイベントを開催し、共創の場づくりを進めることで、サステナブルで創造的な働き方の実現を図ります。
THE VILLAGE OSAKAの魅力
「THE VILLAGE OSAKA」は、大阪メトロ堺筋線・中央線の「堺筋本町駅」から徒歩2分という好立地にあります。ビルは地下1階から地上10階まであり、セットアップオフィスや曜日貸しオフィスが整備されており、ビジネスの成長を支援する洗練された空間が提供されます。この新たなオフィスは、持続可能性を重視しながら、社員が愛着を持てる空間を創造することを目指しています。
まとめ
大阪に新たに誕生するスパイスファクトリーのオフィスは、サステナビリティと創造性を融合した理想的な働く場所となることが期待されています。新しい時代の働き方の先駆けとなるこの取り組みが、地域や環境に与える良い影響を楽しみにしたいと思います。