府中市で開催、力石咲さんアートワークショップ成果展「引力」の魅力とは

府中市で魅力的なアートワークショップ成果展「引力」を開催

2025年6月21日から30日まで、東京都府中市のLIGHT UP LOBBY GALLERYにて、現代美術家の力石咲さんによるアートワークショップ成果展「引力」が開催されます。この展示会では、地元の廃材を用いて表現する新たなアートの可能性が探求され、参加者が創造力を育む場が提供されます。

地域の魅力をアートで表現

NPO法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ（ACF）が主催するこのプロジェクトは、「ラッコルタ-創造素材ラボ-」の一環として実施されています。このラボは、地域企業から不要な素材を提供してもらい、アーティストたちがその素材を使って作品を制作する仕組みです。力石さんは、特に廃材として用意されたサトー洋裁教室の素材に目を向け、この教室から生まれる宇宙的な感覚を参加者とともに探っていきます。

力石咲さんの作品づくり

力石咲さんは、過去にサトー洋裁教室に深い結びつきを持つアーティストで、教室の部品や布に込められた思いに触れながら、参加者との対話を通じて作品を築いていきます。彼女は、埼玉県出身のアーティストで、幼少期から素材の変容や循環に強い関心を持ち、制作を行っています。今回のワークショップでは、参加者が実際に布や糸に触れたり、ボタンを使ったりしながら、自らの感性を発揮できる機会を提供します。

家族で楽しめるワークショップ

「引力」のテーマに沿ったこのワークショップでは、大人から子供までが参加できる内容となっており、親子連れにとっても楽しめるアクティビティが用意されています。地元の資源を使いながらも、普段の生活では得られないような独自の経験と創造的なひらめきを得ることができるのです。参加者は一緒に巨石を創り上げるプロセスを体験し、その成果を最終日に展示することで、他の参加者たちとその成果を分かち合うことができます。