立川市に新たな歴史を刻む『新編立川市史 資料編 近世2』の魅力
概要
新たに出版された『新編立川市史 資料編 近世2』は、立川市の江戸時代に焦点を当てた重要な資料集です。この最新刊は、立川市にまつわる様々な資料を調査・収集し、特に砂川地域に関連する古文書を309点も収録しています。巻頭では、当時の砂川地域の概要を丁寧に解説しており、気軽に歴史の世界に足を踏み入れられるよう工夫されています。
内容の充実さ
本書はB5判で、全608ページというボリューム。印象的なカラー口絵が16ページも収められており、視覚的にも楽しむことができます。購入は各地の書店や市役所で行え、価格も2,500円と手頃です。
収録内容の特徴
本書の目玉は、江戸時代の砂川地域の村々の様子を鮮明に伝える古文書にあります。主要な内容のひとつは、砂川村の名主である砂川家や寺社に残された貴重な古文書の活字化です。特に、砂川家が関連していた「鷹場預り案内役」や「上水見廻り役」に関する資料も豊富に収録されていて、当時の地域生活や管理の実態を知ることができます。
巻末には、新たに発見された万延元年(1860年)の砂川村の大幟(おおのぼり)に関する貴重な画像も掲載されており、研究者だけでなく一般の方にも興味深い内容となっています。
各章のご案内
本書は全5章で構成され、各章ではさまざまな資料が紹介されています。以下に、各章の概要を示します:
1.
第一章:砂川家の文書を基に、村の様子から幕末の様子まで多角的に紹介。
2.
第二章:砂川村の八番組の組頭を務めた須﨑家の文書。
3.
第三章:鎮守の阿豆佐味天神社に残る貴重な文書。
4.
第四章:砂川地区にかかわる旧家や寺社の多彩な文書。
5.
第五章:市外に残る中藤家文書などの貴重な資料。
購入方法とアクセス
『新編立川市史 資料編 近世2』は、以下の場所で手に入れられます:
- - 立川市役所(市政情報コーナー):立川市泉町1156-9 042-523-2111(代表)
- - 立川市歴史民俗資料館:立川市富士見町3-12-34 042-525-0860
- - オリオン書房ノルテ店:立川市曙町2-42-1 パークアベニュー3階 042-522-1231
- - ジュンク堂書店:立川市曙町2-39-3 立川髙島屋S.C. 6階 042-512-9910
また、詳しい問い合わせは立川市文化スポーツ部市史編さん室(042-506-0021)まで。
おわりに
この和書は、立川市における歴史の新たな理解を深めるための貴重な一冊です。江戸時代に思いを馳せながら、砂川地域の魅力を体感してみませんか。歴史の探求者だけでなく、地域に愛着を持つすべての市民におすすめしたい一書です。