がん患者向け食事支援サービスがWELLBEING AWARDS 2025でGOLD受賞
オイシックス・ラ・大地株式会社が展開する「がん患者さんとつくったヘルスケアOisix」が、2025年3月10日に開催された「WELLBEING AWARDS 2025」でGOLDを受賞しました。本サービスは日本初のがん患者向け食事支援サービスで、患者やその家族が抱える食事の不安に応えるために開発されています。この受賞は、がんと向き合う人々に向けた新たな道を示すものとして注目されています。
WELLBEING AWARDS 2025について
「WELLBEING AWARDS」は、商品やサービス、社会的活動の中で健康と多様な幸福価値観への貢献を評価する取り組みです。オイシックス・ラ・大地が提供するヘルスケアOisixは、がん患者とその家族に対する食生活の支援において、特に高い評価を受けた結果としてGOLDを受賞しました。
ヘルスケアOisixの特徴
この食事支援サービスは、がんの治療中の方々が安心して食事を楽しむことができるよう、国内外のガイドラインをもとに設計された4つのミールキットシリーズを提供します。具体的には「バランスKit」、「塩分2.5g以下Kit」、「1日分の野菜Kit」、および「高たんぱく質Kit」の4種類です。これらはすべて、がん患者が食事の楽しさを再発見できることを目指しています。
受賞の背景
WELLBEING AWARDSでは、単に商品を提供するだけでなく、医療関係者や患者支援団体と連携し、持続可能な体制を築いている点が評価されました。特に、食材の美味しさや食を楽しむことを重要視する姿勢が審査委員から称賛されています。審査員からは、がん患者だけでなく、その家族にも寄り添うサービスという点が高く評価されたことが印象的でした。
食事支援の重要性
がん治療において、患者さんの食生活は非常に重要です。食べることの楽しみを失わず、毎日の食事を心から楽しめることが、心理的な側面や生活のクオリティを向上させます。ヘルスケアOisixは、こうしたニーズに的確に応えることで、がん患者の人々に希望と安らぎを提供しています。
今後の展望
オイシックス・ラ・大地は今後もがん治療中の方々への食事支援の充実を追求し、「がんと長く付き合う時代の新しい食事提案」を続けていく構えです。患者の声を反映した製品作りを行い、商品ラインナップのさらなる拡充を目指していくでしょう。また、がんに関する食生活の研究所も設立され、より科学的なアプローチを通じて商品開発を進めることが期待されます。
この取り組みは、がん患者に対する理解を深め、より包括的な支援へとつながるでしょう。今後の展開に大いに注目したいものです。
オイシックス・ラ・大地について
1990年の設立以来、オイシックス・ラ・大地は「子どもたちに安全な食を届ける」ことをミッションに掲げ、様々なサービスを展開しています。定期的なヒアリングを通じ、顧客ニーズに応じた商品開発を行っており、食の安全と豊かさを追求し続けています。今回の受賞は、その努力の成果としても評価され、新たな一歩となりました。