2025年7月 全国主要都市の賃貸家賃動向
2025年7月の全国主要都市における賃貸マンションおよびアパートの家賃動向に関する調査結果が、アットホーム株式会社によって発表されました。この調査は、全国の消費者向けに提供される居住用賃貸に関するデータが基に作成されており、特に賃貸物件を探している人にとって非常に重要な情報です。
全体的な概要
全体の傾向として、賃貸マンションの平均募集家賃が前年同月に比べて上昇していることが示されています。特に東京23区や東京都下、埼玉県、千葉県、京都市の5つのエリアで、全面的に前年比が上回っています。この傾向はファミリー向けの物件においても顕著で、神戸市を除く12エリアで前年同月の水準を超えました。特に東京23区、札幌、京都、大阪、福岡の5エリアでは、2015年1月以降の最高値を記録しています。
シングル向け物件では、東京23区が14カ月連続での上昇、大阪市も12カ月連続での上昇を記録しており、これもまた2015年以降では最高の値となっています。
一方、アパートの募集家賃においてもカップル向けが好調で、仙台市を除く12エリアで前年同月を上回り、東京23区や東京都下、埼玉県、千葉県、京都市、大阪市、神戸市、福岡市の8エリアではの最高値を更新しています。
調査の方法と対象エリア
本調査は、首都圏を含む全13エリアを対象に行われました。具体的には東京23区や神奈川、埼玉、千葉を含む首都圏、また札幌、仙台、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡などが含まれています。登録されたデータはアットホームの不動産情報サイト上で公開された居住用賃貸物件から取りまとめられており、重複物件はユニーク化されています。
家賃の定義は「賃料+管理費・共益費等」であり、物件の面積別にカテゴリーを分け、シングル向きの物件は30㎡以下、カップル向きは30㎡~50㎡以下、ファミリー向きは50㎡~70㎡以下、大型ファミリー向きは70㎡超とされています。
まとめ
賃貸マンション・アパートの家賃は全国的に上昇傾向にあり、特に大都市圏や人気エリアにおいてその動きが顕著です。今後もこのトレンドは続くと予想され、賃貸市場を把握するためには最新の動向をチェックすることが必須です。
詳しいデータに関しては、アットホームの公式サイトよりPDFをダウンロードして確認することができます。詳細な数値を見たい方は、
こちらをクリックしてみてください。