住宅品質保証の新たな挑戦
日本の住宅市場で革新を進めるジャパンホームシールド株式会社が、2024年9月より提供を開始した「防蟻保証付き20年建物品質保証」が、わずか8か月で契約社数100社を達成しました。この躍進は、住宅の安全性を確保するための新しいスタンダードを築くものとして注目されています。ここでは、その詳細や提携先の九州テクノ工販との協力についてご紹介します。
新築住宅のための信頼できる保証
「ジャパンホームシールドの建物品質保証」は、構造の耐力や雨水の浸入を防ぐ部分の品質を20年間保証する、住宅事業者向けの信頼性の高いサービスです。2024年5月のサービス開始以来、多くの顧客からの要望に応え、9月には内容の拡充や付帯保証の追加を行いました。この中でも特に注目されているのは、従来の短期保証であった防蟻保証を20年間に延長した「オール20年品質保証」です。
このプランは、一般的な5年間の防蟻保証を大きく超え、すべての品質保証を初期20年間に統合することで、顧客から高評価を得ています。長期間の保証が可能なのは九州テクノ工販が独自に開発した対策工法によるもので、この技術が住宅の安全性を一層向上させています。
九州テクノ工販との包括的業務提携
九州テクノ工販は、主に新築住宅向けのシロアリ防除工事を手掛けている企業で、「健康に優しく、環境に配慮したサービスの提供」という理念のもと、忌避剤を盛り込んだアプローチでシロアリ対策を行っています。この企業の独自工法は、高い安全性と持続性を持ち、長期にわたって安心できる住環境を提供することが可能です。
ジャパンホームシールドと九州テクノ工販が提携した背景には、住宅品質の向上を目指す共通したビジョンがあります。両社が協力することで、各自の強みを活かし、顧客満足度を高めることを目指します。保証の管理業務や事故対応もジャパンホームシールドが担当し、技術力と運用力の両方をもって、より信頼性のあるサービスを提供します。
業界に革命を起こす想い
九州テクノ工販の川尻邦久代表は、物価高騰の中、住宅のランニングコストを抑える必要があると強調しています。「最初からしっかり施工すれば、適切なメンテナンスで十分対応できるという仕組みを整えていくことが重要だ」とし、ジャパンホームシールドとの協力によって築かれる新たな住宅の品質保証の形に期待を寄せています。
一方、ジャパンホームシールドの勅使河原隆巳社長も、「日本の住宅をより良くしたい」という思いのもと、今回の提携が実現したと語っています。新築住宅のシロアリ対策の重要性が高まる中、お施主様にとって役立つサービスの提供を目指して、全国に広めていく意向を示しています。
その先にある持続可能な住まいづくり
今後、両社はそれぞれの強みを活かしながら顧客ニーズに応えるサービスの拡充に努め、持続可能な住まいのスタンダードを築いていくことでしょう。ジャパンホームシールドと九州テクノ工販の強力な連携は、住宅業界の新たな一歩を象徴しており、多くの人にとって安心・安全な住環境をもたらすことが期待されます。