2025年上半期アニソンカラオケランキングの発表
カラオケ業界のリーダー、JOYSOUNDが最新の調査結果を発表しました。『全力入曲』プロジェクトに基づき、アニメファンの「歌いたい!」という気持ちを反映した年代別のアニソンカラオケランキングが登場。若者からシニア世代まで、幅広い層に支持されるアニメソングのトレンドを探ります。
年代別アニソン人気曲
特に注目すべきは、「ライラック」。TVアニメ『忘却バッテリー』の主題歌であるこの楽曲は、10代から60代の広い世代にわたり高評価を得ています。Mrs. GREEN APPLEのデビュー10周年を祝うこの曲は、世代を超えた支持の広がりを見せています。
また、90年代から継ぎ測る『新世紀エヴァンゲリオン』の「残酷な天使のテーゼ」は全世代で変わらずランキングに顔を出しています。この名曲は、アニメ未視聴者にも認知され、カラオケの定番となるその安定感は素晴らしいものです。
現在のアニソン王者は?
若年層に愛されるヒット曲として、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」が10代から30代を中心に人気を博しています。歌詞には等身大の感情が表現されており、同世代の心をつかむ要因となっているのでしょう。さらに、サカナクションの「怪獣」も目を引く存在であり、壮大な音楽性が繋がりを強めています。
他にも、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」やYOASOBIの「アイドル」などが若者層の支持を集め、各世代における“推しアニソン”を感じさせます。
年代によるアニソンの傾向
年間別の視点を持つと、例えば10代のTOP10には、秦基博の「ひまわりの約束」や「インフェルノ」が含まれており、時代を象徴する曲が確実に存在。これとは対照的に、40代以上では「残酷な天使のテーゼ」がずば抜けて人気です。これは、1995年からの長い歴史に裏打ちされた強い支持を誇ります。
また、40代・50代も共感できる曲として、米津玄師の「Plazma」がランキングに登場し、懐かしさだけでなく新しいアニソンの魅力も届けています。
声を聞いた結果
さらに、実施したリアルアンケートの結果、171人から236曲のリクエストが集まりました。多くはすでに配信されている楽曲でしたが、新たに追加される楽曲もあり、ユーザーの声に真正面から応える姿勢が感じられます。今回は、アニメ『けいおん!』の「ふわふわ時間」や、『スラムダンク』の名曲など、ファンから根強く支持されている楽曲が再評価される場面もありました。
終わりに
JOYSOUNDは今後も『全力入曲』プロジェクトを通じ、ユーザーの「歌いたい」という気持ちに寄り添っていく方針です。全ての人が心から楽しめるカラオケの未来を共に創り上げていくこと、新しいトレンドを先取りすることにも期待が寄せられます。