未来のコンビニ体験
2025-10-24 19:54:00

セブン-イレブンとNECが築く未来のコンビニ体験とは?

セブン-イレブンとNECが築く未来のコンビニ体験とは?



新たな挑戦の始まり


合同会社CGOドットコム(総長:バブリー)が、株式会社セブン-イレブン・ジャパンおよび日本電気株式会社(NEC)と共に、未来のコンビニエンスストアの体験価値を向上させるためのプロジェクトをスタートしました。このプロジェクトは、単なる商品購入を超え、楽しむ体験を提供することを目的としています。2025年度には実証実験に移行する計画です。

若者の消費行動の変化


少子高齢化が進む中で消費行動は多様化しており、特に若年層からの訪問促進が課題となっています。従来の「物を購買する」だけでは、訪店動機を維持することが難しくなっています。セブン-イレブン・ジャパンも、顧客の平均年齢が高くなる中で、Z世代やアルファ世代の利用促進に向けて、新しい健康的な購買体験の提供が求められています。

そこで、プロジェクトは若年層を対象に、彼らのコンビニに対するイメージ調査を行いました。その結果、“ひとりで行く場所”や“滞在時間は最小限”など、「用事があるから行くだけ」という意見が多く刺さりました。この情報を元に、複数人での来店を促す施策を創出し、コンビニの体験価値の向上を目指しています。

クリエイティブなアイデアの創出


CGOドットコムは、自由なアイデアを創出する「ギャル式ブレスト®︎」を用いて、ターゲット層への調査を行い、彼らが望む体験設計と企画の提案を行います。これは、複数人来店を促進することを目指します。

異業種協働による革新


NECとセブン-イレブン・ジャパンは、長年にわたるパートナーシップを基にしていますが、今回のプロジェクトは単なるIT導入ではなく、相互に知見を持ち寄る新しいアプローチです。セブン-イレブン・ジャパンの山口圭介氏は、「現場を知ってこそ、革新的な体験が生まれる」と述べ、CGOドットコムの自由な視点が重要だと強調します。

アイデア発掘と社会の期待


プロジェクトは、参加者に「ギャル式コミュニケーション」を紹介し、過去の経験を基に「複数人での来店したくなる動機」を洗い出しました。結果として、「ハートを作らないと買えない商品」や「人数によって購入できる商品が変わる」といった200以上のアイデアが誕生しました。

体験の深化とフォーカス


300を超えるアイデアを分析し、若者が求める体験価値を見出しました。特に強調されたのは:
  • - 共有体験の喜び
  • - サプライズの要素
  • - 自分らしさを表現できる場
  • - 情緒的つながりの重要性
これらを踏まえ、店舗の物理的制約を考慮しながら具体的な体験設計に落とし込んでいきます。

未来の展望


今回得られた知見と体験価値創出企画は、2025年度に実店舗での実証実験を行うための基盤となります。これにより、インバウンド対応や地域特性を活かした店舗づくりなど、他の重要な課題にもフォーカスしていく考えです。

企業のコメントと期待


セブン-イレブン・ジャパンの担当者は、自由な発想が多くの革新を生んだとコメントし、NECの担当者もギャルマインドの重要性を強調しています。このプロジェクトは、未来のセブン-イレブンの姿を描く重要なステップとなるでしょう。


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