グロービス経営大学院、2024年度日本語MBAプログラム卒業式を開催
2024年5月11日、グロービス経営大学院(東京都千代田区)の学長、堀義人氏が主催する日本語MBAプログラムの卒業式が、ホテル椿山荘東京にて盛大に行われました。この日、新たに1,022名の卒業生が誕生し、グロービス経営大学院の卒業生数は日英合わせて1万人を突破しました。
教育の背景と成長
グロービス経営大学院は2006年に開校し、以来多様なバックグラウンドを持つ学生が集う場として成長してきました。卒業生の中には、経営やマネジメント層だけでなく、医師や弁護士、エンジニア、デザイナー、NPO職員、さらにはプロスポーツ選手など、さまざまな専門家がいます。これまでの卒業生は、各界で優れた成果をあげ、自らのキャリアを築いてきました。
経営大学院の階段を登る
国内外から集まった学生たちは、厳格な選考を経て受け入れられ、質の高い教育を受けてきました。今後も、グロービス経営大学院は「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」の3つの理念をもとに新たなリーダーを育成し続ける方針です。
学長からの激励の言葉
卒業式では、学長の堀義人氏が特別な式辞を行いました。「自らの使命を持ち、情熱をもって成し遂げてほしい」と語り、リスクを恐れず挑戦することの大切さを強調しました。彼は卒業生に対し、試練を楽しみながら成長する姿勢を持つことを期待しています。
卒業後の応援体制
グロービス経営大学院では、卒業生が学びを続けられるよう、2017年から「アルムナイ・スクール」を導入しています。特別講座が多数開講され、これまでに1,300人以上の卒業生が参加しています。プログラムにはAIリテラシーやデザイン思考、経営層の税務戦略、リーダーシップの実践法など多岐に渡るテーマが用意されています。
また、卒業生のキャリアを支えるために、株式会社ビズリーチとの連携により、即戦力人材を探す企業と卒業生をつなぐ転職サービスの利用が期間限定で提供されています。
経営の未来への取り組み
グロービスは、今後も社会への創造と変革に貢献するリーダーの育成に注力します。グロービス経営大学院の日本語MBAプログラムは、東京をはじめ、大阪や名古屋、福岡など5つのキャンパスで展開されており、近年はオンラインプログラムも充実を図っています。
グロービスのビジョン
1992年の設立以来、グロービスは「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」というビジョンを持ち、教育だけでなくさまざまな活動を展開しています。グロービス経営大学院は、これからもビジネス分野における最前線で活躍する人材の育成を目指して、さらなる革新に挑むことでしょう。
まとめ
グロービス経営大学院の2024年度卒業式は、新たなスタートを切る卒業生たちの晴れやかな門出を祝った記念の場でした。彼らがそれぞれの分野でリーダーシップを発揮し、未来を切り拓く姿が期待されています。