アドインテが送るSTBレスサイネージの新時代
京都を拠点とする株式会社アドインテが、ソニーの法人向けブラビアを用いた革新的なサイネージソリューションを開発しました。この新しいインストアメディア向けのシステムは、「セットトップボックス(STB)」と呼ばれる外付け端末を必要としないため、設置スペースや配線問題など、従来の課題を解消することが可能です。また、外部機器が不要になることで、スタイリッシュで効率的な設置が実現され、コスト削減や故障リスクの低減も同時に達成されています。
市場のニーズとソリューションの導入背景
アドインテは、すでに約27,000面のインストアサイネージを展開し、日本最大規模のプロモーション基盤を持っています。この重要な基盤を基に、さらなる市場の拡大や店舗のデジタル変革(DX)を目指し、従来型のサイネージ導入に関する課題の解決に取り組んでいます。特に外付けSTBの設置に関するスペース問題や、機器が故障するリスクは多くの店舗にとって頭痛の種です。そこで、アドインテはソニーの法人向けブラビアの高度なシステム拡張性を活かし、飲食店や小売業のニーズに応えるSTBレスの新たなサイネージソリューションを打ち出しました。
新システムの特長とメリット
新たに開発されたSTBレスサイネージソリューションの最大の特長は、法人向けブラビア上で動作するアプリによって、コンテンツ配信を外付けSTBなしで行える点です。この技術により、より洗練された店舗のデザインが実現されると同時に、時間やコストを大幅に削減することが可能となりました。さらに、ソニーのエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS™」を活用したAIカメラを導入することで、コンテンツ単位での視聴計測が行えるようになります。これにより、どのコンテンツがどれだけ視聴されたのかを具体的に把握することができ、店頭のメディア運用を効果的に改善する手段が得られます。
実データに基づくマーケティングのPDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルも、アドインテのソリューションの大きなメリットです。視聴計測データと、リテールデータにおけるアドインテのノウハウを組み合わせることにより、消費者の認知から購買に至るまでの動きをフルファネルで可視化。これにより、実績に基づいた高精度のリテールメディア運用が実現します。
アドインテのインストアサイネージ事業の強み
アドインテの大きな強みは、この新しいソリューションに限らず、機材選定から設置、施工、管理システムの開発まで、すべてのプロセスを自社で一括して行える体制にあります。この体制によって、ロケーションパートナーの導入負担を軽減し、広告主には安定した高品質なプラットフォームが提供されます。
今後、アドインテはさらなる挑戦として、AIカメラや天候情報、温湿度データ、ID-POSデータとの連携を強化し、効果測定の精度向上および購買に結びつくコンテンツの最適化を進めていく計画です。これにより、メディアとしての質的向上を常に追求し続ける姿勢を持ち続けます。
まとめ
アドインテが開発したSTBレスサイネージソリューションは、ソニーの先進的な技術を活用し、店舗のデジタル化を促進する新しい選択肢となります。流通や小売業界においては、その費用対効果と効率性が注目されています。今後の展開が非常に楽しみです。