地域活性化に寄与するふるさと納税の新たな形、里山のお米〈夢しずく〉
新たに誕生した里山のお米「夢しずく」
ふるさと納税を通じて選べる新しい農産物として、佐賀県唐津市の「自然共生サイト米〈夢しずく〉」があります。このお米は、環境省によって認定された、未来志向の農業を実践する場で育まれています。今回の新米は、令和7年度に収穫されたものです。
環境保全と里山の未来を支える新米
特定非営利活動法人唐津Farm&Foodが提供するこの返礼品は、単にお米を受け取るだけではなく、耕作放棄地の再生や里山の保全、さらには地域の子どもたちへの環境教育を同時に支援する「応援型」のふるさと納税です。この取り組みを通じて、地域の未来を育む土壌づくりが行われています。
里山の再生に向けた取り組み
佐賀県唐津市相知町の横枕地区は、約5.8ヘクタールの田んぼを地域住民やボランティアの協力を得て再生しました。耕作放棄が予定されていた田んぼは、草に覆われていましたが、地域の人々の手によって蘇りました。水路も整備し、心を込めて育てられるお米の生産がスタートしました。その結果が、この特別なお米、日々の食卓に寄り添う里山のお米〈夢しずく〉です。
自然共生サイトとしての横枕の魅力
横枕の里山は、田んぼと水路、森が緊密に結びついており、生物多様性の宝庫としても知られています。この地域で育つお米は、効率的な生産を目指したものではなく、むしろ人と自然が共生できる環境作りに重きを置いています。そのため、このお米は「風景を守るコスト」が込められており、食卓に並ぶ価値は計り知れません。
おいしさが詰まった「夢しずく」
佐賀で開発された品種「夢しずく」は、粘りがありつつも、やさしい甘みが特徴です。炊き上がりのつやや粒立ちが良く、冷めても美味しいため、おにぎりやお弁当にも最適です。日常の食卓で、背景にあるストーリーを感じつつこのお米を味わうことができます。
「見える」寄附の使い道
このふるさと納税の返礼品を通じて寄附された金額は、特定非営利活動法人唐津Farm&Foodの活動に活用されます。具体的には、里山や田んぼ、水路の保全と維持管理、生きものとの共生を目指す農地づくり、地域の子どもたちへの環境教育、持続可能な地域づくりなどに使われます。こうした寄付が、未来の里山を守り続けることにつながります。
返礼品の詳細
返礼品名は「令和7年度産 新米 自然共生サイト米〈夢しずく〉」。内容量は5kg(精米)で、寄附金額は21,000円。発送は寄附金入金確認から約1か月後で、天候や収穫状況によっては最大2か月かかる場合があります。
生産者からのメッセージ
横枕農園の代表は、再び田んぼに稲が植わった光景を見て感動したと語っています。生き物と人の生活が密接に結びつく横枕の田んぼは、安心して食べられるお米を育てています。今年の里山の恵みを、ぜひあなたの食卓で味わってみてください。
この取り組みは、全国的にも先進的な事例となっており、里山保全と環境教育を融合させた新たなふるさと納税の形を示しています。