マーキュリーが仕掛ける新しい採用手法『推し活採用』
株式会社マーキュリーが新卒向けに導入した『推し活採用』が注目されています。この新しい選考方式は、内定承諾率を劇的に向上させ、応募者数も増加するなどの成果を上げているのです。
従来の選考からの脱却
今までの採用活動では、学生が自己PRや「ガクチカ」に力を入れることが求められてきました。これに対し、少しでも自分らしさを表現したいと考える多くの学生が、「面接で本音を出せない」というジレンマを抱えていました。マーキュリーは、そんな課題を意識し、「推し活」という新たなアプローチを採用したのです。
『推し活採用』では、応募者が自分の「推し」について語る「推し活面接」が導入されています。これにより、学生は自身の興味や価値観を素直に表現できる機会が得られ、自然体で会話を進めることが可能になります。これによって、自分の色を失わずにアピールできるようになり、リラックスした状態で面接に臨めることが期待されています。
成果が数字に表れる
『推し活採用』の実施によって、マーキュリーは前年同期比で応募者数が62.5%増加したと発表しています。具体的には、2025年の9月から12月にかけての応募者数が376名から611名に増加しました。また、説明会参加者からの選考予約率も上がり、内定承諾率は通常選考の15.8%から61.5%に向上したというデータもあります。この数字は、学生の意向や適性をよりよく理解できたからこそ実現した結果といえるでしょう。
採用担当者からの高評価
実施後のアンケートによると、採用担当者の91.7%が『推し活面接』を通じて学生の人物像を深く理解できたと回答しています。さらに、すべての担当者が「学生が自分らしさを出せる場になっていた」と肯定的な意見を寄せており、両者にとって良いコミュニケーションが生まれるきっかけとなったことがわかります。
多様な「推し」による表現
参加者の中には、スポーツ、アイドル、アニメやゲームなどを推している学生が多く見られました。特にスポーツが選ばれることが多かったのですが、これにより多様性も感じられる要素が重要と言えるでしょう。自分の「推し」を通じて、他者との差別化が図れるのです。
学生の声に耳を傾ける
実際に面接を受けた学生からは、「とてもリラックスして自分の強みをアピールできた」という感想や、「マーキュリーを受けるつもりはなかったが、推し活採用を知って興味を持った」といった前向きな意見が寄せられています。これにより、マーキュリーは学生にとって魅力的な企業としてのイメージを強めることに成功したと言えるでしょう。
今後の展望
マーキュリーは、「すべての人」の可能性を広げることを目指しており、今後も『推し活採用』を継続する予定です。採用プロセスを通じて、学生らしさを引き出す方法を模索し続け、より良い社会の実現に向けて貢献していくことでしょう。
多様な人材が求められる現代において、『推し活採用』は新たな道を切り開く手法といえます。少しでも興味のある方は、マーキュリーの選考に参加してみることをお勧めします。このユニークなプロセスを体験することで、未来のキャリアに繋がるかもしれません。