地域経済の活性化を目指す「GOOD SOIL FUND」への出資

平和不動産株式会社が、地域経済の持続的な成長を支援するため、「GOOD SOIL投資事業有限責任組合」へ出資することを発表しました。これは、同社が掲げるグループの長期ビジョン「WAY 2040」に基づく取り組みの一環であり、地域の魅力を高め、非連続的な成長を促進することを目指しています。

出資の背景と意義

平和不動産は、東京の日本橋兜町・茅場町エリアにおいて、歴史と文化に基づいた魅力的な場を創出してきました。その象徴的な存在が、ホテル「K5」です。この施設は、GOOD SOIL株式会社のグループ企業であるStapleとの共同開発によって誕生し、地域の活性化に寄与してきました。今回の出資は、これまでの協業の成果を踏まえ、新たなホテル開発プロジェクトにおけるさらなる連携を深めることを目的としています。

GOOD SOIL FUNDについて

GOOD SOIL FUNDは、Stapleと三井住友信託銀行が共同で設立した開発型ファンドで、地域経済の持続可能な成長を目指しています。地域経済への資金の循環を生み出しながら、文化と自然資本を育て、豊かな風土を次世代に継承することが理念とされています。このファンドは、特に地域の活力を生かしたホテル開発に投資し、地域に根ざした運営を行うことで、地元の経済にも直接的な利益をもたらすことを目指しています。

プロジェクトのあとがき

この新たな取り組みは、平和不動産の社内公募制度である「平和不動産チャレンジプログラム（HCP）」を通じて提案されたものです。社員が地域を盛り上げるために考案したアイデアが形になり、実現に向けた第一歩を踏み出すこととなりました。

平和不動産の代表執行役社長、土本清幸氏は、Stapleとの再度の協力を嬉しく思い、新たな挑戦を通じて地域の発展に貢献することを楽しみにしています。お互いの理念が合致し、地域の未来を共に築いていく可能性に期待が寄せられています。