東京・葛飾区が目指す高性能ZEH住宅の未来
葛飾区に拠点を置くセイズ株式会社が手がける高性能ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)分譲住宅が注目されています。7月28日には、東京都気候変動適応センターの職員が同社のモデルハウスと販売中の住宅を訪れ、実際の住環境や性能についての視察を行いました。これにより、住宅業界における先進的な取り組みがさらに広がることが期待されています。
セイズの家づくりの哲学
セイズを率いる及川達也社長は、地球温暖化や電気代の上昇がもたらす課題に対して、どう解決するかを真剣に考えています。セイズの住宅は、断熱や気密性に優れ、快適な室内環境を提供することが特徴です。この日、視察に訪れた東京都職員は、セイズの住宅の断熱性能やエネルギー効率の良さを体感し、その未来に期待を寄せました。
「高断熱・高気密の住宅は、エアコンの効きも、光熱費も全く違うと感じた」と語る宮田センター長。正確なデータをもとに、住宅の性能向上の重要性が増している現代において、セイズの取り組みはまさにトップランナーといえるでしょう。
未来志向の住宅性能
セイズでは、全棟でSW(スーパーウォール)工法を採用しています。この工法は、震災にも強く、過去の経験を基にした安全性が確保されています。また、太陽光発電システムをほぼ全ての住宅に搭載し、限られた土地でも最大限の太陽光パネルを設置する工夫がなされています。
住宅のUA値は0.35を達成しており、これは国が提唱する基準「G2」を超える性能です。「必要以上に窓を増やさない工夫により、居住空間を明るくしながらも快適さを追求している」とのこと。視察中には、屋外の植栽計画にも特にこだわりが見られ、調和のとれた外観が印象的でした。
さらなる普及に向けた取り組み
セイズは、全国的な評価を受ける「ハウス・オブ・ザ・イヤー」や「東京エコビルダーズアワード」での受賞を通じて、高性能住宅の重要性を広めています。これらの表彰は、同社の住宅が住環境や省エネルギーの面で非常に優秀であることを示しています。
セイズにおける取り組みは、単なる住宅の販売に留まらず、地域に根ざした普及啓発活動にも力を入れています。「かつしか省エネ再エネ健康住宅普及促進連絡会」では、葛飾区と連携して地域住民への意識啓発も行っています。
セイズの未来とともに
2030年に向けた政府目標として、宅地におけるZEH基準の推進が掲げられており、その実現に向けて様々な企業が取り組みを進めています。セイズも「本物を追求する」という理念を持っており、温暖化対策を通じて地域と人々の生活を豊かにする志を抱いています。
また、顧客が安心して長く住むことができる持続可能な住宅を提供し続けることを使命とし、100年以上の価値を次世代に伝えるための努力を続けています。
セイズ株式会社は、これからも高性能住宅の提供を通じて、地域社会に貢献し、新しい住まいづくりを進めるとともに、環境にも配慮した住宅の普及に尽力していきます。