ウエイロンの新曲
2025-07-03 12:56:53

ウエイロン・ジェニングスの未発表曲集『Songbird』2025年に登場!

ウェイロン・ジェニングスが残した音楽の遺産



2025年10月3日、カントリー音楽の巨星ウェイロン・ジェニングスの未発表曲を集めたアルバム『Songbird』がリリースされる。このアルバムは、彼の息子であり、3度のグラミー賞を受賞したシューター・ジェニングスによってプロデュースされており、彼の父の音楽の新たな名誉を称える作品となっている。

アルバムのコンセプト



『Songbird』は、ウェイロン・ジェニングスと長年のドラマーであり共同プロデューサーのリッチー・オルブライトの手により、1973年から1984年にかけて制作された音源を集めたもの。これによって、ウェイロンのキャリアを彩った多くの楽曲が新たな形で蘇ることになる。この3部作の第1弾として位置付けられ、今後2枚のアルバムもリリースされる予定だ。

特に注目すべきは、シングル「Songbird」だ。この曲はフリートウッド・マックの名曲をウェイロンがアレンジしたもので、アルバムのタイトルにもなっている。2025年の発売に先駆けて、その音源がどのように仕上がっているのか、多くのファンが期待している。

アルバム大発表の舞台



このプロジェクトは、2023年6月15日にカリフォルニア州のザ・ヴァイパー・ルームで開催されたウェイロン・ジェニングスの誕生日パーティー兼父の日祝賀会で正式に発表された。シューターが主催したこのイベントでは、彼の父の名曲を披露するために、バック・バンドのThe Waylorsのメンバーや、カントリー音楽界のスターたちが集結した。参加者は、ジェイミー・ワイアット、エリザベス・クック、アシュリー・モンロー、チャーリー・クロケットといった面々で、会場はウェイロンの音楽に溢れていた。

プロジェクトの背景



シューター・ジェニングスは、2024年の夏から父の未発表音源を整理し始めた。ハリウッドの歴史的なサンセット・サウンド・スタジオ3で、彼はベテラン・エンジニアのネイト・ヘスリーの協力を得て、テープの詳細な検証に取り掛かった。シューターはこのプロジェクトを通じて父との新たな絆を感じ、音楽に対する深い理解を得たと語っている。

彼はこう述べている。「『Songbird』は父の音楽の現代への帰還を祝う最初の作品です。これからの数年で、最高にエキサイティングな音楽に触れる瞬間が待っている。私は、これらのレコードが多くの人々に喜びをもたらすことを願っています。」

ウェイロン・ジェニングスの魅力



ウェイロン・ジェニングスは1937年にテキサス州で生まれ、8歳でギターを始め、14歳でラジオDJとしてデビュー。その後、ナッシュビルで幅広く活躍し、アウトロー・カントリーの先駆者として名を馳せた。彼は、クリス・クリストファーソンやウィリー・ネルソン、ジョニー・キャッシュと共にThe Highwaymenとしても知られ、2001年にはカントリーミュージックの殿堂入りを果たした。その楽曲は今なお多くの人に愛されており、彼が残した音楽的遺産は決して色褪せることはない。

リリース情報



ウェイロン・ジェニングスの『Songbird』は、2025年10月3日(金)に<Son of Jessi/Thirty Tigers>からリリースされる予定だ。興味がある方はぜひ、配信リンクでの予約をお忘れなく。ファンにとって、このアルバムはウェイロン・ジェニングス音楽の新たな一ページとなることだろう。


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