イタリアの家具ブランド「Arper」の小売展開が開始
イタリアの有名な家具ブランド、Arper(アルペール)が日本市場での本格的な小売展開を始めることが発表されました。この新たな試みは、法人向けに長年展開してきたプロダクトをコンシューマー向けに提供するというもので、インテリアショップ「ACTUS」およびそのオンラインショップにて、2025年8月9日から販売が開始されます。
Arperの背景
Arperは1989年にイタリアで創業し、ミニマルでスタイリッシュなデザインを特徴とするグローバルインテリアブランドです。公共性の高い空間、例えばオフィスや教育施設、空港などに特化した家具のデザインを手掛けてきました。このブランドは、シンプルでありながらも洗練されたフォルムを持っており、使う人や空間にピッタリと合う家具を提供することに力を注いでいます。
Arperの家具は、サステナブルな設計思想に基づいて製造されており、廃棄に至るまでのプロセスが環境に配慮されています。そのため、多くのプロフェッショナルから高い評価を得ています。
現代のライフスタイルへの適合
近年、私たちの働き方やライフスタイルは大きく変化し、公共と個人の境界があいまいになっています。この変化の中で、Arperのプロダクトがもたらす「静けさ」や「整い」は、日常生活においても求められるようになりました。リラックスと集中を促す空間作りが重要視される現代社会において、Arperの家具はそのニーズに応えるものといえるでしょう。
展示店情報
販売が開始されるACTUSの展開店舗には、大阪空港店、六甲店、福岡店、仙台店が含まれています。また、ACTUSの公式オンラインショップでも一部のプロダクトが購入可能です。各店舗で取り扱うプロダクトは異なるため、詳細については直接お問い合わせいただくことをおすすめします。
展開予定プロダクト
販売開始となるプロダクトには、Catifa 46、Catifa Carta(大阪空港店では取扱いなし)、Catifa 60 / 80(オンラインショップのみの取扱い)があります。価格は、Catifa 46が39,600円(税込)、Catifa Cartaが59,400円(税込)、Catifa 80が250,800円(税込)となっており、商品によっては展示・販売が異なる場合がありますので、実際に店舗で確認してみることをお勧めします。
サステナビリティへの取り組み
Arperは2005年に環境部門を設立し、持続可能なデザインに重きが置かれています。環境に優しいプロダクトの開発は進められており、業界内での先駆的な取り組みにより、2008年にはイタリアの家具ブランドとして初めての環境宣言を取得、さらに2018年にはEPD(環境製品宣言)認証も獲得しています。このような環境配慮の姿勢は、これからの時代においても重要な指標となるでしょう。
まとめ
Arperの製品は、常に利用者の生活空間に寄り添い、時代のニーズに応えて進化してきました。美しさと機能性が追求されたこれらのプロダクトを通じて、より多くの方々にその魅力を体験いただけることを期待しています。これから日本市場で展開されるArperの家具は、きっと皆さんの素敵なインテリアに貢献してくれることでしょう。