カスタマーサクセス白書
2025-03-04 12:00:01

日本カスタマーサクセス協会、2025年白書発行とウェビナー開催を発表

日本カスタマーサクセス協会が2025年版を発表



一般社団法人日本カスタマーサクセス協会(東京都中央区、代表理事:山田 ひさのり)は、2025年版の「カスタマーサクセス実態調査」を実施することを発表しました。この調査結果をまとめたレポートが、3月17日にリリースされる予定です。また、代表理事の山田氏が解説を行うウェビナーも3月19日に予定されており、参加募集が開始されています。

「カスタマーサクセス実態調査2025」の重要性


この調査は、カスタマーサクセス分野において特に注目すべきデータを提供することを目的としています。調査はHiCustomer株式会社が2020年から実施し、これまで日本国内におけるカスタマーサクセスの認知の進展を背景に、参加者や市場関係者からの支持を得てきました。2025年度の実施にあたり、日本カスタマーサクセス協会が今後の調査を引き継ぎます。

調査の目的は、SaaS企業と非SaaS企業のカスタマーサクセスの取り組み状況を比較し、先行者と追随者の各企業間での違いや背景を明らかにすることです。この情報が今後のカスタマーサクセスの発展につながり、企業間の理解を深める手助けとなることを期待しています。

調査結果と背景


調査の結果、SaaS企業の約80%がカスタマーサクセスに取り組んでいるとのことで、これは非SaaS企業の約50%というデータと対比されています。SaaS企業は「継続率の向上」を主な理由とする一方で、非SaaS企業では取り組む目的に多様性が見られます。

両者とも「リソース不足」と「メンバーの採用・育成」が共通の課題として挙げられており、非SaaS企業は従来の顧客支援によって売上の継続率を維持しているため、カスタマーサクセスに関心を持つ動機が比較的低いことも確認されました。とはいえ、カスタマーサクセスに関わる人材は増加し続け、今後もこの傾向が続く見込みです。

ウェビナーの詳細


ウェビナーは2025年3月19日(水)にオンラインで開催され、参加は無料ですが事前の申し込みが必要です。解説者は協会の代表理事であり、カスタマーサクセスの専門家である山田ひさのり氏です。参加者は、ウェビナーが終わった後に登録したメールアドレスに視聴リンクが送られる仕組みです。

開催日時: 2025年3月19日(水) 12:10〜13:00
開催方法: オンライン(Zoom)
参加対象者: 会員、非会員、メディア関係者
参加費: 無料(事前申込制)
* 申し込みURL: ウェビナー申し込みリンク

日本カスタマーサクセス協会について


この協会は、「カスタマーサクセスで、顧客と企業が共に成長できる社会を実現する」ことをビジョンとして掲げています。活動内容には、カスタマーサクセスの推進、産業活用促進、人材育成、実態調査、そして啓発活動などが含まれています。受付も始まっており、正会員への参加を希望する方は、所定のフォームから連絡が可能です。

この白書やウェビナーを通じて、カスタマーサクセスの未来に関わる貴重な情報やインサイトを得る機会を是非お見逃しなく!


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