NTTデータGSLがSAPの教育プログラムを開始
株式会社NTTデータグローバルソリューションズ(NTTデータGSL)は、医療・製造業界を中心にIT教育の充実化を図るため、SAPジャパン株式会社と提携し、SAP® Authorized Education Partner(AEP)契約を締結しました。この契約により、SAP社の教育プログラムを正式に提供開始することになり、今後、顧客の教育ニーズにしっかり応えていくです。
提供開始の背景
NTTデータGSLは、これまで社員やグループ企業向けにSAP関連のトレーニングを行ってきましたが、今後はお客様のプロジェクトメンバーやIT部門、さらには協力会社へと教育の対象を広げる予定です。これにより、SAPに関する知識や技術の向上を支援し、プロジェクトの円滑な推進を実現することを目指しています。トレーニングは2025年10月15日から開始される予定です。
3つのパートナーシップカテゴリー
本契約の締結により、NTTデータGSLはSAP社のパートナープログラムにおいて、トレーニング、ソフトウェア、コンサルティングの3つのカテゴリーにおいてパートナーとなりました。これにより、企業は教育プログラムを通じて、導入から保守運用、拡張開発に至るまでの全ての過程でサポートを受けることができるようになります。SAP社の教育プログラムを再販することが可能になり、クラスルームトレーニングやSAP® Learning Hub、特別トレーニング、SAP Certificationなど、幅広い教育内容を提供することができます。
特に注目すべきは、NTTデータGSLの社員がSAP社の認定を受けた講師として、トレーニングを行う点です。これにより、顧客や協力会社に対してより手厚い教育サポートを実現し、実用的なスキルが身につきやすくなります。
今後の展望
NTTデータGSLは、これまでの経験を活かしつつ、今後も教育プログラムを充実させていく方針です。特に、企業におけるSAPの導入プロジェクトに対するサポートの質を高め、お客様のニーズに応える教育内容を多様化することを目指しています。これにより、IT業界における人材育成が急務となる中、スキル向上を通じて、企業の競争力をバックアップしていくことが期待されます。
会社背景
NTTデータGSLは、2012年に設立され、SAPビジネスに関する広範なサービスを提供してきました。特に、NTT DATAのグローバルなSAP体制を利用し、国内グループ会社のノウハウを集約した各種サービスは多くの企業に支持されています。顧客満足度の面でも高い評価を受けており、2013年からは毎年「SAP AWARD OF EXCELLENCE」を受賞していることからも、その実力が証明されています。
この新たな教育プログラムの開始は、日本国内におけるSAPの普及とクオリティアップに大きく寄与するものとなるでしょう。今後の展開から目が離せません。