概要
屋外メッシュWi-Fiアクセスポイント「SE-0611E」が正式に発売されました。この製品は、極端な気温(-40℃から65℃)にも耐えられる耐環境性能と、最新のWi-Fi 6技術による高速かつ低遅延な通信を実現しています。特にメッシュWi-Fiにおいては、ホップ性能が優れているとの評価を受けています。
特徴
「SE-0611E」は、広範囲かつ安定した無線カバレッジを提供し、中継ホップ間の遅延や減衰を抑えたデータ通信が可能です。このため、倉庫やアウトドア施設、さらには太陽光発電所など多様なシーンでの活用が期待されています。
防水・防塵性能と耐寒耐熱性
本製品は、IP68等級の防塵・防水能力を有し、過酷な環境下での設置も簡単に行えます。特に、特別なヒーターを必要とせず、そのまま設置できるため、保守管理にかかるコストも削減できます。これにより、冷凍・冷蔵倉庫内のスマート化を進める上で非常に有効なソリューションです。
スループット性能
外部機関による実証実験では、「SE-0611E」のスループット性能が特に優れていることが確認されました。1ホップあたりのスループットは、一般的な他社製品の約2倍という結果が出ており、平均的なダウンリンク速度は406.5Mbps、アップリンク速度は346.9Mbpsというデータも得られています。そのため、快適なネット環境を構築することが可能です。
導入メリット
「SE-0611E」を導入することで、通信コストを抑えながら工場などのDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進することができます。特に、警備ロボットや社員の見守りサービス、監視カメラなど、さまざまなデバイスに最適な通信環境を提供します。
警備ロボット
広い敷地を巡回する警備ロボットも、屋外メッシュWi-Fiの恩恵を受けることができ、コストを気にすることなく高性能なカメラ映像をリアルタイムで送信できます。この環境は、工場内のセンサーや他のデバイスにも流用可能です。
スマートウォッチ
見守りサービスを利用する際、スマートウォッチの通信費用を削減できる点も大きな利点です。屋外メッシュWi-Fiを活用することで、熱中症対策や夜間の一人作業時の見守りが容易になります。
ソーラーパネル付きWi-Fiカメラ
電源確保が難しい場所でも、ソーラーパネル付きのWi-Fiカメラを利用することで監視が可能になります。このカメラは夜間の街路灯としても機能するため、安全対策にもとても役立ちます。
まとめ
屋外メッシュWi-Fi「SE-0611E」は、過酷な環境でも高い適応性を発揮する製品で、通信の利便性を大いに向上させることが期待されています。今後、さまざまな現場での活用が進む中で、通信環境の改善や業務効率化に寄与することが見込まれています。性能評価について詳しく知りたい方は、株式会社正興サービス&エンジニアリングにお問い合わせください。