AI配車システム導入で業務効率化と誤配送ゼロを実現した事例
物流業界において、AIやデジタル技術の導入が進む中、具体的な成功事例が注目されています。そのひとつが、株式会社メジャーサービスジャパンによるAI自動配車・運行管理システム「ATMTC(オートマティック)」の導入です。このシステムを通じて、同社は配車業務の効率化と誤配送の完全排除を実現しました。
導入前の課題
メジャーサービスジャパンは、東京を中心にドラッグストアへの日配品配送を行う運送会社で、全6拠点で150台以上の車両と200名のドライバーが日々の業務に従事しています。ATMTC導入以前、同社の配車作業はExcelを駆使して行われており、その結果日々4時間もの時間を費やしていました。配車業務には高い経験値が求められるため、特定の人材に依存する「属人化」が深刻な問題でした。また、配送先店舗名が類似しているため、新人ドライバーが誤って別の店舗に配送する等のトラブルが頻発。
このような状況を打開するため、メジャーサービスジャパンはATMTCの導入に踏み切りました。
導入後の効果
ATMTCの導入後、配車業務は劇的に効率化されました。かつては1日平均4時間かかっていた配車作業が、現在では1時間に短縮。これにより、1日あたり約3時間の業務時間削減を実現しました。このシステムの強みは、AIがリアルタイムで車両の台数や積載量を考慮して自動で配車計画を作成することです。これにより、業務の属人化が解消され、誰でも配車業務を行える環境が整いました。
さらに、GPSを利用した輸送データの連携により、誤配送防止のシステムも強化され、導入以来、誤配送件数はゼロを達成しています。
新人ドライバー教育の改善
ATMTCは、新人ドライバーに向けた教育機能も充実しています。導入前は、一人前のドライバーになるためには約1か月の研修期間が必要でしたが、その期間が半月程度に短縮されました。システム上で配送ルートや納品手順を確認できるため、新人ドライバーでも安心して業務に取り組むことができます。
また、新人ドライバーからの問い合わせが減少したことで、管理者の負担も軽減されました。このように、業務全体の効率化が図られただけでなく、ドライバーの成長をも促進する結果となっています。
企業の声
導入企業のメジャーサービスジャパン新横浜営業所副所長である織茂様は、「手作業での配車作業は顧客からのデータをもとに毎日積載量を計算する必要があり、大きな負担でした。しかし、ATMTCの導入後はAIが自動的に積載量を算出してくれるため、余裕を持って業務に取り組めるようになりました」とコメントしています。
また、配送中のトラック位置をリアルタイムで把握できるようになり、荷主からの問い合わせへの対応も迅速になったことから、荷主からの評価も向上しています。
ATMTC(オートマティック)について
ATMTCは、AI技術を活用した物流業務の効率化を実現するクラウドサービスです。このシステムにより、複数の拠点や車両の運行を一元管理し、物流DXを支援します。主な機能には、AI自動配車、リアルタイム運行管理、ドライバーアプリによる情報共有や誤配送防止機能、帳票・レポートの出力、デジタコとの連携などがあります。詳細は
こちらから確認できます。
結論
メジャーサービスジャパンがAI自動配車システム「ATMTC」を導入したことで、業務効率の大幅な向上とともに、誤配送の完全排除が実現されました。これにより、物流業界における業務のデジタル化と効率化が進む中で、同社の事例は先進的な成功モデルとして注目されています。今後、さらなるDXの促進が期待される中で、メジャーサービスジャパンはその先駆者となるでしょう。