ハイレゾとオルツ提携
2025-03-14 18:00:24

ハイレゾとオルツが提携、AI特化型データセンターを実現

ハイレゾとオルツ、次世代AIデータセンターの実現へ



2023年、株式会社ハイレゾと株式会社オルツは、新たな業務提携を発表し、次世代のデータセンター事業である「alt GPU Cloud」を立ち上げることになりました。これにより、両社は国内およびグローバル企業にAI特化型の大規模GPUリソースを提供するデータセンターの構築を目指します。この取り組みは、AI技術の進展とデジタルトランスフォーメーションを強力にサポートすることを目的としています。

提携の背景



ハイレゾは国内最大級のGPU専用データセンター「GPUSOROBAN」を運営しており、その信頼性と実績を活かしてオルツの次世代データセンターにGPUを提供。オルツは、AI開発に特化した知見やノウハウを基にした「alt GPU Cloud」を構築します。これにより、AIを活用する企業のニーズに応える柔軟なリソースが提供されることになります。

「alt GPU Cloud」の特長



「alt GPU Cloud」では、以下のような特長があります。

  • - LLM開発のサポート: H100やH200などの最新GPUを用いた開発環境を整備し、金融や製造業、自治体など幅広い業種のDXを支援します。特に、LLM(大規模言語モデル)開発に特化したパフォーマンスを実現。

  • - 国内データ保管: 日本国内でデータを安心して保存できる環境を提供。企業や研究機関が、安全に大規模GPUリソースを利用できるインフラを整備します。

  • - スケーラビリティ: プロジェクトの成長に応じて、必要なGPUリソースを柔軟に拡張可能。スタートアップから大規模な研究機関まで、ニーズに応じたリソース提供を行います。

この提携により、ハイレゾはオルツのAI技術を最大限に生かし、さらに「AI計算力が世界で一番安い国・日本」を目指して、デジタルインフラの充実を図ります。

ハイレゾとオルツの企業情報



株式会社ハイレゾ



ハイレゾは、2019年に石川県志賀町でGPUデータセンターを運営し始め、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供しています。2024年には香川県に次世代データセンターを新たに設立する計画があり、地方創生にも寄与することを目指しています。また、2022年6月にはNVIDIAの「Best CSP Partner of the Year」を受賞し、信頼性の高いサービスを提供していることが認められました。

株式会社オルツ



オルツは、「人の非生産的労働からの解放」を目指し、2014年に設立されました。AIクローンや音声認識技術を活用したコミュニケーションインテリジェンス(AI GIJIROKU)など、多様なソリューションを提案しています。同社はデジタルクローンやAIソリューションの開発を通じて、社会の課題解決をサポートしています。

まとめ



ハイレゾとオルツの提携は、次世代のAIデータセンターを実現することにより、企業のAI開発を加速させることが期待されています。この動きは、国内外の企業がデジタルトランスフォーメーションを進める上での大きな力となり、さらには日本のデジタルインフラの発展に寄与することになるでしょう。今後の進展から目が離せません。


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