広島県でパン科学の未来を切り拓く！2025年度研究助成募集のお知らせ

パン科学の未来を築く研究を支援する助成金のお知らせ

公益財団法人高木俊介パン科学技術振興財団は、2025年度の研究助成の募集を開始しました。この助成金は、広島県の研究者を対象に、酵母やパンに関する先端的な研究を支援することを目的としています。過去38年間で計78件に対し、8,150万円もの助成が行われており、地域の食文化の向上に寄与してきました。

財団の設立背景

1986年に、広島県のパン業界の発展を目指して設立されたこの財団は、創業者の高木俊介氏が持つ「本物の美味しいパンを届ける」という理念を引き継いでいます。共同研究や新しい技術の開発を通じて、パンと食文化の質を向上させることを目指しています。

2025年度の研究助成内容

1. 助成概要

助成期間は2025年4月1日から2026年3月31日までで、以下の研究を対象としています。

- 酵母に関連する技術や利用応用技術の研究
- パン科学技術及びその関連技術の研究

2. 対象者

広島県内の研究機関に所属する研究者、または広島県在住の研究者が対象です。特に若手研究者には特別な助成枠が設けられており、対象年齢は39歳以下です。

3. 助成金額と件数

通常助成では、最大100万円が2件、若手研究者向けには最大50万円が1件の助成が行われます。助成金の総額はおおよそ250万円を見込んでいます。

4. 応募期間と方法

受付は2025年1月4日から31日までで、所定の応募用紙に必要事項を記載し、郵送にて申し込みます。

5. お問い合わせ先

財団への問い合わせは、事務局の鍜治谷（かじたに）まで。電話番号は082-893-2428、eメールは[email protected]です。

アンデルセングループについて

アンデルセングループは、広島市で1948年に設立され、地域に密着したベーカリー事業を展開しています。「食卓に幸せを運ぶ」という理念のもと、直営店舗やFC展開、石窯パンの製造などを通じて、質の高いパンを提供し続けています。詳細は公式ウェブサイトhttps://www.andersen-group.jp/をご覧ください。

広島県の食文化を支え、パン科学の未来を育むこの助成募集に、ぜひ多くの方からの応募をお待ちしています。