レンタルスペース「Spacee」がデータ分析ツールで進化する理由とは

近年、レンタルスペースの需要が高まる中、株式会社スペイシーが提供する「Spacee」というサービスが注目を浴びています。この貸会議室予約サイトが、ユーザー行動分析ツール『Amplitude』を導入した背景とその目的について探っていきます。

Spaceeとは

「Spacee」では、様々な用途に適した完全個室のレンタルスペースを手軽に予約することができます。会議室からセミナー会場まで、様々なスタイルで利用が可能で、短時間から安価でサービスを提供している点が魅力の一つです。スペイシーが目指すのは、「誰もが、やりたいことを、それに最も適した場所でおこなうこと」ができる社会の実現です。ユーザーとスペースの適切なマッチングを通じて、所有にとらわれない自由なワークスタイルとライフスタイルを推進しています。

Amplitudeの導入背景

スペイシーがAmplitudeを導入した理由は、大きく分けて3つあります。

1. プロダクト改善: ユーザーの行動を分析することで、UIやUXの改善を迅速に行うための基盤を整備することが目的です。これにより、ユーザーのニーズを的確に把握し、より良いサービス提供を目指します。

2. LTVの向上: 顧客の生涯価値（LTV）を高めるために、高いLTVを持つロイヤルユーザーの行動を分析し、その特性を掴むことで他のユーザーにも同様の成果を出す施策を実施できるようになるとしています。

3. 社内データ活用の推進: 経営幹部からプロダクトマネージャー、マーケティング担当者まで、社内全体が協力してカスタマージャーニーに影響を与える要因を明らかにし、改善に取り組むことが期待されています。