舞台業界支援のNFTチケット、チケミーが新たなステップを踏む

チケミーと2.5次元ミュージカル協会の加盟

最近、株式会社チケミーが一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会に新しく加盟しました。この協会は、2014年に設立され、日本発のミュージカル文化を推進するために設立されたもので、多くの観客に2.5次元ミュージカルを届けることを目指しています。特に、年々増加するインバウンド需要に対応し、海外市場での普及も進めているこの団体の取り組みは、日本の演劇文化の発展において非常に重要です。

2.5次元ミュージカルとは？

2.5次元ミュージカルとは、日本の漫画やアニメ、ゲームを原作にした舞台作品のことを指します。この新しいジャンルは、原作の魅力を生かしつつ、リアルな舞台表現を加えたことで、多くのファンに支持されています。音楽や歌がない作品もこのカテゴリーに含まれるため、その幅広い受け入れられ方が特徴です。今では、国内外から注目される存在となりつつあり、演劇に対する新たな価値観を提供しています。

チケミーの代表者コメント

チケミーの代表取締役、宮下大佑氏は「多くの優れた公演を開催する事業者とともに、2.5次元ミュージカルの発展に貢献できることを大変光栄に思います。」とコメントしています。また、チケミーはチケットの不正転売問題への対策を行い、海外のファンへのスムーズなチケット提供ができる環境を整えることが重要であると述べています。これを解決するために、同社のNFTチケット技術を活かし、更に安心して公演を楽しめる環境を作っていく方針です。

NFTチケットの取り組み

チケミーのNFTチケットプラットフォーム「TicketMe」は、既に多くの舞台公演や音楽イベントに利用されてきました。このプラットフォームは、公式リセール機能を備えているため、不正転売の防止やチケットの信用性を保証する仕組みを持っています。さらに、デジタルならではのファン体験を提供することで、アーティストやクリエイターとファンとの新たな関係を築こうとしています。