鉄の鍛造技術が生む新たなキッチンブランド『TANZO』
ヤマコー株式会社が展開する新たなブランド『TANZO』が、2025年9月に行われる第100回東京インターナショナル・ギフト・ショーでお目見えします。このブランドは、自動車部品の精密な鍛造技術を背景に、生活の中で使いやすく、また美味しさを追求した調理器具を提供します。コンセプトは「気兼ねなく使える、一生モノの鉄」。
誕生の背景
『TANZO』の開発は、ヤマコーの代表取締役、山本恵津子氏の想いから始まりました。子育てと仕事に追われる日々の中で、伝統的な鉄の調理器具が重く、手入れが難しいと感じたことがきっかけです。このようなジレンマを解決するために、同社は自社の技術を活用し、忙しい毎日にぴったりの製品を目指しました。
科学的な美味しさを追求
『TANZO』の製品には「妥協のない素材」「6年が生んだ黄金比率の厚み」「高い熱伝導率と蓄熱性」という3つのこだわりがあります。これらは全て、鉄の調理器具が持つ本来の力を最大限に引き出すための要素です。
妥協のない素材
使用されているのは、国内最高品質の炭素鋼。この鋼を1250℃で熱し、2,000トンの圧力を掛けて鍛造し、不純物を排除。また、人工的なコーティングは一切せず、安全性の高い料理環境を実現しています。
黄金比率の厚み
開発チームは6年をかけ、側面は3mm、底は4mmという理想的な厚みを生み出しました。この厚みの構造により、食材に均一に熱が伝わり、焦げ付きにくく、うまみを逃さない調理が可能です。
高い熱伝導率と蓄熱性
TANZOの製品は、高い熱伝導率と蓄熱性を兼ね備え、少ない火力で短時間で調理可能です。余熱を活用すれば、火を止めた後も熱がしっかり伝わり、食材の持つ旨みを引き出します。特に、遠赤外線効果によって料理は芯までふっくらと仕上げられ、最後の一口まで温かく、美味しさが持続します。
一生モノの道具
『TANZO』は単なる調理器具ではなく、生活を豊かにするための道具として位置付けられています。料理を調理したそのままをテーブルに運ぶことができ、器としても使えます。これからの豊かさとは、一つの道具を大切に育て、愛着を持って使い続けることだと考えています。
展示会情報
新ブランド『TANZO』は、2025年9月3日から5日までの間、東京ビッグサイトで開催される第100回東京インターナショナル・ギフト・ショーに出展します。ぜひその魅力を直接体験してください。
- - 展示会名: 第100回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2025
- - 会期: 2025年9月3日(水)~5日(金)
- - 会場: 東京ビッグサイト
- - ブース番号: 西1-T06-08
会社概要
ヤマコー株式会社は1946年に設立され、日本国内に拠点を持ち、鍛造部品の製造及び家庭用調理器具の開発・販売に力を入れています。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください。
新たな調理器具の可能性を感じる『TANZO』の誕生を、どうぞお見逃しなく!