社長の母校訪問
2025-09-24 14:10:23

キユーピー社長が母校で開催したマヨネーズ教室の様子

キユーピー社長が母校で開催したマヨネーズ教室の様子



2025年9月3日、東京都墨田区の墨田区立小梅小学校にて、キユーピー株式会社の社長、髙宮満が母校を訪れ、特別授業「マヨネーズ教室」を開催しました。このイベントは、キユーピーグループが2030ビジョンで掲げる「子どもの笑顔のサポーター」としての理念を体現する活動の一環です。キユーピーのマヨネーズ発売100周年と同校の開校105周年も記念する意味を持ち、未来を担う子どもたちに食の楽しさと大切さを伝えることが目的でした。

マヨネーズ教室の内容



この日、体育館に集まった6年生の児童たちが特別授業に参加しました。髙宮は、「マヨネーズ教室」の発起人の一人であり、「マヨスター」としても知られています。彼はマヨネーズの歴史や、油と酢がどのように混ざり合うのか、乳化のプロセスについて、クイズ形式でわかりやすく説明しました。この授業では、キユーピーが日本の卵の約10%を使用していることや、卵を無駄にせず、殻や卵殻膜まで活用するSDGsの取り組みについても触れました。

「教えて!髙宮さん!」というコーナーでは、児童たちが夢や仕事についての質問を投げかける場面がありました。「小学生の頃の夢は何でしたか?」という質問に対して、髙宮は「お相撲の行司」と答え、相撲の町で育った背景を語りました。その後、彼は大学で魚について学んだ経験から、食に興味を抱くようになった経緯を説明し、「夢が変わることは怖くない。常に自分が何をしたいのか考えることが重要だ」というメッセージを伝えました。

マヨネーズ作りの手作り体験



授業の後半では、家庭科室でマヨネーズ作りが行われました。児童たちは3~4人のチームに分かれ、協力しながらマヨネーズの材料を混ぜていきます。泡立て器を使い、乳化が進む過程を楽しむことで、彼らは製品に対する理解を深めました。髙宮が「ラスト10秒」とカウントダウンをすると、児童たちは力を振り絞り、マヨネーズを完成させました。

試食の時間には、自作のマヨネーズとキユーピーのマヨネーズ、さらにタルタルソースを使ってブロッコリーを味わいました。「苦手だったけれど、自分で作ったマヨネーズなら食べられた!」と話す児童たちの笑顔が印象的でした。このような体験を通じて、児童たちは食への新たな興味を持つことができたようです。

さらに、髙宮と一緒に参加したマヨスターたちも「食べ物も調理法や食べる環境を変えることで楽しく食べられる」と伝えました。「将来、食を楽しむ大人になってほしい」という願いを込めた言葉に、児童たちも興味津々でした。

心に残る思い出



授業の終わりには、髙宮が児童たちと給食を共にし、楽しいひとときを過ごしました。50年以上ぶりの母校訪問で特に心に残ったのは、最後に校歌を共に歌った瞬間です。「皆さんが今学んだことは、一生忘れない。大切な時間を共有したことを忘れずに、これからも大事にしてください」と、髙宮は児童たちに語りかけました。この日の出来事が、子どもたちの心に深く刻まれることを願ってやみません。

今後もキユーピーは、未来を担う世代に食の重要性を伝えていくため、様々な食育活動を積極的に行っていく考えです。マヨスターたちが出向く「マヨネーズ教室」をはじめ、子どもたちが笑顔で食に触れ合えるような支援を続けていく意向を示しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

関連リンク

サードペディア百科事典: キユーピー マヨネーズ教室 食育活動

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。