若者の未来を拓く企業訪問の実施
株式会社Another worksは、複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営し、2025年10月27日に福岡女子商業高等学校の修学旅行生たちを迎え入れました。この訪問は、彼らが未来のキャリアを考える際の支援を目的としています。
背景:キャリア教育の重要性
日本社会は少子高齢化や終身雇用制度の変化など、急速な環境の変化を迎えています。そのため、若い世代が多様な働き方を理解し、自分自身のキャリアを築く力が求められています。国立青少年教育振興機構の調査によると、他国と比較して日本の高校生は仕事に対して「義務感」が強く、自身のキャリアに対する選択肢を十分に理解していないことが浮き彫りになっています。
株式会社Another worksは、2019年の設立以来、複業の概念を広め、1人の若者が複数のスキルを持って活躍できる機会を提案してきました。現在、全国で約10万人の登録タレントを持つこのプラットフォームは、企業や自治体との連携を通じて多様な働き方を実現しています。
企業訪問の目的
福岡女子商業高等学校からの訪問を受け入れることで、学生たちに「働くことの楽しさ」や「複業の可能性」を議論し、考えてもらう機会を与えています。Another worksが掲げるビジョンは、「挑戦するすべての人への機会を最大化する」ことです。具体的には、中学生や高校生が自らのキャリアを潜在的に描けるような環境づくりを目指しています。
訪問の内容
当日は、学生たちが興味を持てるよう、以下のプログラムが組まれました:
1.
代表取締役 大林尚朝による講演
集まった学生たちに、自身のキャリアパスや複業の魅力を語り、将来的な職業選択肢への理解を深めてもらいました。
2.
職場見学・社員インタビュー
実際の職場を巡り、社員たちから働いている実感や体験談を聞くことで、よりリアルな企業文化に触れることができました。
3.
若手社員座談会
学生たちが若手社員と自由に交流し、キャリアに関する疑問を直接ぶつける機会を持つことで、双方向のコミュニケーションを促進しました。
企業訪問の様子
大林代表による講演では、参加した高校生たちが真剣に耳を傾け、自らの将来について考える姿が印象的でした。また、若手社員座談会では、学生たちの質問に対する答えや経験談が飛び交い、活発なディスカッションが繰り広げられました。
講師プロフィール
大林 尚朝(代表取締役)
早稲田大学卒業後、パソナグループに入社し、ビジョナル株式会社での新規事業立ち上げを経て、2019年に株式会社Another worksを設立。複業クラウドを開発し、多くの個人と企業のマッチングに貢献しています。
黒田 瑛子(社長室)
大学在学中にAnother worksに参加、その後新卒入社。キャリア教育講師として多くの学校で講演し、学生の成長を支援しています。
福岡女子商業高等学校について
福岡女子商業高等学校は、福岡県那珂川市にある教育機関で、未来を担う人材を育成すべく様々な教育プログラムを展開しています。
まとめ
この企業訪問は、Another worksが若者のキャリア形成を支援する取り組みの一環です。参加した学生たちが、未来の可能性に気づき、新たな挑戦に向かって歩み出すことを願っています。これからも彼らの背中を押す機会を提供し続けていく所存です。