株式会社フォーバル、2025年3月期決算説明会を開催
2025年5月28日、株式会社フォーバル(本社:東京都渋谷区)は、個人投資家を含む投資家を対象にした決算説明会を開催しました。昨年に引き続き、このイベントはリアルとオンラインのハイブリッド形式で実施され、参加者はリアル96名、Web参加を含む合計133名という多くの投資家にフォーバルの最新情報を届ける機会となりました。
売上高・営業利益が過去最高に!
説明会では、常務取締役の谷井剛氏が「2025年3月期連結決算の概要」と「2026年3月期の通期見通し」について詳細に説明しました。フォーバルは、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が過去最高を達成したことを報告しました。特に、可視化伴走型経営支援事業やグループ会社の業績が寄与し、売上高は3期連続、営業利益は2期連続で最高を更新したことを強調しました。
これにより、企業ドクターによる支援や株式会社フォーバルテレコムの電力サービスが順調に推移していることが裏付けられました。
フォーバルの成長戦略とは
次に、代表取締役社長の中島將典氏がフォーバルの今後の成長戦略について説明しました。彼は「企業ドクターによる可視化伴走型経営支援」が企業の持続可能な成長にとってどれだけ重要であるかを解説し、ESG経営がなぜ必要なのか、そして「F-Japan戦略」の背景にある考え方を紹介しました。
フォーバルは、中小企業向けの情報分析プラットフォーム「きづなPARK」を活用し、企業ドクターが経営状態を可視化することで、伴走型の経営支援を提供。この取り組みは、まるで病院での治療のように、企業の健康を保つことを目指しています。
地方の創生を目指す「F-Japan」構想
さらに、中島社長は、「F-Japan」構想についても触れ、産業界はもちろんのこと、官民の協力や学術機関、金融機関との連携を進めることが、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成に繋がるのだと語りました。この人材が地域経済を活性化させることで、持続可能な地方創生を実現しようとしています。
2025年3月時点では、全国47都道府県のうち33地域に「F-Japan支部」が広がり、今後もさらなる拡大を予定しています。
フォーバルの今後の展望
最後に、株式会社フォーバルの企業情報も紹介します。フォーバルは、1980年に設立され、資本金は41億50百万円です。主に中小企業向けに「情報通信」「海外」「環境」「人材・教育」「起業・事業承継」の5つの分野に特化したコンサルティングサービスを提供しており、最近ではESG経営の重要性が高まる中、その可視化と伴走支援に力を入れています。
これからのフォーバルの挑戦と成長に目が離せません。