地域の未来を切り開く!福岡で開催された‘ジール就活フェス’レポート
4月25日、福岡市のアクロス福岡で新卒学生向けの合同企業説明会『ジール就活フェス’26』が行われました。このイベントには、福岡を中心に採用を行う10社の企業と、41名の学生が参加し、企業の採用担当者と学生が直接顔を合わせてお互いの理解を深める貴重な機会を提供されました。
地域での就職活動の必要性
近年、就職活動の早期化に伴い、学生と企業の接点が増えている一方で、特に地方都市ではその機会が少ないという課題が存在しています。企業が学生と出会う場が限られていることから、情報の不足や接点不足が指摘されています。地元の企業で働きたくても、どの企業があるのか知らなかったり、地域で採用を望む企業が学生にアプローチできていなかったりという状況が続いているのが実情です。
ジールコミュニケーションズは、こうした地域の課題解決の一環として、各地での就活イベントを開催し、企業と学生の直接対話を促進しています。ここ九州地区でも、質の高い採用を目指してこのフェスを実施しました。
イベントの様子
アクロス福岡のホールでは、参加企業が設けたブースで活発な会話が交わされ、企業の説明を熱心に聞く学生たちの姿が印象的でした。神戸大学や福岡大学などの九州エリアの大学から多くの学生が訪れ、企業の採用担当者から仕事内容や社風について具体的に質問し、自分に合った職場を探していました。
出展企業の中には、三角商事株式会社や長崎トヨペット株式会社、株式会社アウトソーシングテクノロジーのほか、地域に密着した多くの企業が名を連ねていました。参加学生からは「様々な企業の話を聞くことができてとても満足した」「初めて興味を持てた企業が見つかりました」などのポジティブな感想が寄せられました。
就職活動の現状
イベント参加者のデータを見てみると、まだ就職活動を始めていない学生が7.4%、情報収集中の学生も31.5%と多くを占め、業界や職種が決まっていない学生も45.7%に上りました。また、内定を得ている学生は28%で、依然として多くの学生が不安を抱えながら活動を続けていることが伺えます。
学生へのメッセージ
ジールコミュニケーションズでは、地域ごとの採用支援や学生との接点づくりを全国でサポートしております。学生は、自分に合った企業と出会うチャンスをつかむため、各種サポートを活用することが大切です。就活における疑問や進め方についても、当社では個別相談を受け付けています。自分にぴったりな企業を見つけるチャンスが待っていますので、気軽に相談してみてください。
また、企業側でも「地域の学生に魅力を直接伝えたい」といったニーズを抱えている場合、ジールコミュニケーションズへのお問い合わせをお待ちしております。地域で働きたい学生と企業が繋がる場を、多く提供していきたいと考えています。
まとめ
全国各地で開催される『ジール就活フェス』は、地域の学生と企業の新たな出会いを創出し、持続可能な地域経済の発展に寄与しています。今後も地域に根ざした採用活動を推進していく予定ですので、ぜひご注目ください。