村上農園の豆苗CMが広島広告賞で金賞受賞!新たな料理文化促進へ
発芽野菜分野で国内トップを誇る株式会社村上農園が、その豆苗を演出したテレビCM『豆苗肉巻き篇』が「第46回広島広告企画制作賞」で金賞を受賞しました。また、それにまつわる展示も開催され、話題になっています。
この賞は毎年、広島地域で制作された優れた広告作品を表彰するもので、今回の応募作品数は141点にのぼります。この中から、部門賞として22作品、キャンペーン賞1テーマ、U35クリエーター賞が3名のクリエーターに贈られました。可愛らしい映像、美味しそうな料理、そして親しみやすいメロディが特徴のCMが選ばれたのです。
豆苗の魅力とは?
豆苗はおなじみのえんどう豆の若菜であり、栄養が豊富です。特に、ほのかな豆の香りやシャキシャキとした食感が、多くの家庭で愛されています。そして、豆苗は植物工場で生産されるため、季節を問わず安定価格で手に入るのも魅力の一つ。さらに、再生栽培が可能で、何度も楽しめるスーパー野菜として、日常の食卓に取り入れられています。
とはいえ、豆苗の調理法が浸透していないという現状が多くの消費者から声が上がっていました。そこで、村上農園は「簡単で美味しいレシピ」での訴求を行い、『豆苗肉巻き篇』のCMが誕生したのです。家庭で作りやすく、何度も作りたくなる一品を紹介し、豆苗の新たな魅力を引き出しました。
CMの評価ポイント
今回のCMでは、童謡『いとまきのうた』のメロディを背景に、親子で笑顔で食卓を囲む情景を描いています。これにより、視聴者に親しみを持たせ、美味しさと手軽さを併せ持った豆苗料理のシズル感が評価されました。そうした要素が、受賞につながったのです。
受賞式での意気込み
受賞式は6月2日、グランドプリンスホテル広島にて開催され、村上農園の代表である村上清貴社長が挨拶を行いました。彼は「豆苗を定番野菜として家庭に広めたい」との思いを語り、今後もCMや新聞広告を活用して、広島の地域活性化にも貢献していくと力強い意気込みを示しました。
このCMによって、豆苗が家庭で当たり前の食材として認識され、料理のバリエーションが広がることが期待されています。
会社概要
村上農園は1978年に設立され、現在では113億7,600万円の売上を持つ大手企業です。豆苗やブロッコリー、スプラウトなど高成分の野菜を扱い、その品質には定評があります。全国に生産センターを持ち、各地で新鮮な野菜をお届けしています。
まとめ
村上農園の豆苗CMは、ただの広告以上のものを生み出しました。丹精込めて作られた豆苗を通じて、家族のコミュニケーションが生まれ、料理の楽しさが広まりつつあります。このCMをきっかけに、豆苗を使ったレシピが多くの家庭に広がることを期待したいですね。