Skyland Ventures、ドライバーテクノロジーズへの出資を発表
Skyland Ventures(SV)は、ドライバー業界の変革を目指す株式会社ドライバーテクノロジーズへの出資を行ったことをお知らせします。この企業はAIとDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用し、ノンデスク業界におけるマッチングソリューションを提供しています。
ドライバーテクノロジーズの概要
株式会社ドライバーテクノロジーズは、2022年1月に設立され、全国の物流や輸送事業者に対して、保有車両の稼働率を向上させるためのマッチングサービスを提供しています。2025年の3月までに、導入事業所の数や登録ドライバー数において、日本国内で最大規模のマッチングプラットフォームを目指しています。
当初はドライバー業界に特化していましたが、最近の2年間ではインフラ、建設、製造業など新たな領域への展開が進み、総じてノンデスクワーカー向けのマッチングプラットフォームへと成長しています。
2023年の成長と投資の背景
2023年には、1億円を超える増資を実施し、AIを活用したアルゴリズムの開発により、マッチング業務の効率化やDX支援プロダクトの拡充を達成しました。今回のシリーズAラウンドでは、総額5.5億円の資金調達を行い、さらなる成長を図っています。
出資を行った投資家には、Skyland Venturesのほかにも様々なファンドが名を連ねており、北國銀行やみずほ銀行などの金融機関も支援を行っています。
代表者のコメント
代表取締役の川島康平氏は、Skyland Venturesとの偶然の出会いがなければ自分は今のような成長はなかったと述べています。また、今回もリスクを取って投資を受けたことに感謝を表明し、さらなる飛躍を誓いました。
一方、Skyland Venturesの木下慶彦氏は、ドライバーテクノロジーズがエッセンシャルワーカーの仕事を支えるための重要な役割を果たしていると強調しました。更なる組織拡大を目指し、新たな人材を積極的に募集しています。
Skyland Venturesについて
Skyland Venturesは、国内外のスタートアップへのシード投資を行うベンチャーキャピタルです。特に、Web3や生成AIの領域への投資を強化しており、日本のスタートアップエコシステムを拡大するための活動を展開しています。2023年には、徳島市でのネーミングライツを取得し、地域との連携も進めています。
今後、AIを駆使した企業が成長を遂げる中、ドライバーテクノロジーズの存在はさらに重要となるでしょう。ノンデスク業界の中心で、ドライバーと企業をつなぐ架け橋としての役割が期待されています。