渋谷スクランブルスクエアが拡げる地域との新たな絆と文化交流

渋谷の中心地に位置する渋谷スクランブルスクエアでは、今後新たな都市空間の利用法として地域と深く結びついたプロジェクトが展開されます。これにより、地域の人々や文化とのつながりを大切にしたまちづくりが進行しており、まさに新しい形の渋谷を映し出しています。

渋谷との新たな関係性を築く

このプロジェクトの中心的な取り組みとして、「SHIBUYA（SCRAMBLE）BOND」があります。2024年からスタートしたこのプロジェクトは、ただの商業施設以上の存在を目指しており、地域の人々が集まり交流する場としての役割を果たしていくことを目指しています。多様な人々が訪れるこの場所を、「人と人」「文化と地域」といった視点でつなげることに焦点を当てています。

体験型イベントの紹介

1. THE SHIBUYA STORY COLLECTIVE

このイベントは、渋谷に根ざした個々の人々が持つ私物やその背後にあるストーリーを共有する体験型マーケットです。出展者は多様なキュレーターたちで、彼らの記憶が宿った物を展示・販売します。来場者自身も思い出の品を持参してストーリーを交換することができるため、ただの販売イベントではなく、記憶の交差点でもあります。このイベントは2025年9月6日と7日に開催される予定です。

2. 天空の盆踊り

渋谷スクランブルスクエアの屋上で行われる「天空の盆踊り」は、一夜限りの夢を込めた踊りの祭典です。ここでは、参加者が輪になって踊り、それぞれの想いを空に届けようとします。昨年制作されたオリジナル盆踊り「渋谷スクランブル音頭」が流れ、参加者は祭りの雰囲気に浸ります。このイベントは2025年9月20日と27日に開催され、事前に入場チケットの購入が必要です。