コクーが徳島・四国で新たなDX推進を開始
コクー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:入江 雄介)は、地域のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進すべく、株式会社阿波銀行の投資専門子会社である阿波銀キャピタル株式会社(本店:徳島県徳島市、代表取締役 松島 賢治)と強固な連携を結びました。
この取り組みは、徳島・四国エリアのDX化、DX人財の育成、さらには雇用の創出を目指しており、地域の持続可能な発展を支えます。コクーは、地方創生を重視する経営戦略の一環として、2023年4月に展開を始めました。
背景と目的
コクーは「DX人財輩出企業No.1」を目標に掲げ、その実現に向けた長期経営計画「VISION 2030」を推進中です。福岡・大阪・富山・浜松と、すでに新たな地方拠点を開設したことを受け、今回は阿波銀行グループとの提携により、徳島におけるDXの加速を図ります。
地域での復興を支援するため、コクーは地方のデジタル未経験者を対象にした教育プログラムを実施し、企業のDX化を後押しするエコシステムを構築。また、地域人材の育成を通じて、地元企業の生産性向上にも貢献する方針です。
阿波銀行グループとの連携
今回の密接な連携を実現するために、コクーは阿波銀キャピタルとの連携を強化し、資金調達を行うこととなりました。これにより、コクーの教育プログラムを活用し、地域の人財育成を進め、DXの導入を加速する取り組みが期待されます。
阿波銀行キャピタルの営業部長、祖父江 誠氏は、デジタル人財育成への期待を寄せており、地域の労働生産性向上を図ることで、持続可能な地域社会の実現にも貢献する意向を表明しました。このように、両社の協力により、地域のイノベーションを呼び起こす新たなビジネスモデルが構築されます。
女性活躍推進の取り組み
コクーは、デジタル化を通じた多様性の促進を大切にしており、特に女性の活躍を応援する取り組みを強化しています。「EXCEL女子」「VBA女子」「デジマ女子」といったプログラムを展開し、未経験者をDXデジタル人財に育て上げています。
「誰もが自由に働ける社会」というビジョンのもと、地域の未経験者を社員として雇用し、地元企業のデジタル化を支援することを目指します。これにより、地域の雇用機会創出や給与格差の解消を図り、人材の流出を防ぐ効果が期待されています。
今後の展望
コクーは、今後も地方のDX推進、DX人財育成、雇用創出を加速させるために、行政や地域企業との更なる連携を進める方針です。特に、地域の経済成長と持続可能な発展に貢献するため、阿波銀行との信頼関係を基盤に、共同で効果的な施策を展開することを目指します。
コクーの取り組みは、地方創生の重要性が増す現代において、地域経済に新風を吹き込み、未来の活力を生み出す一助となるでしょう。これからの展開に目が離せません。