2025年大阪・関西万博で体験するデジタル森林浴を紹介します

大阪・関西万博で体験する新たなリラクゼーション、デジタル森林浴

2025年4月13日より開催される大阪・関西万博では、特に注目すべきブースがそれに該当します。この万博における大阪ヘルスケアパビリオンでは、革新的なイマーシブ体験技術「uralaa」を用いたデジタル森林浴のスペースが常設されるのです。

イマーシブ映像空間技術「uralaa」とは？

「uralaa」は、科学的に証明された森の力を活用したリラクゼーション体験を提供する新しいテクノロジーです。従来のヘッドマウントディスプレイ(HMD)は不要で、視覚と聴覚を通じて、まるで自然の中にいるかのような没入体験が可能になります。特に、家族全員が楽しめる体験であり、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代に対応しています。

このワクワクする体験は、万博の「ミライのヘルスケア２」に設置され、1面スクリーンから広がる自然の映像で皆さんを癒してくれることでしょう。来館者は、北海道の十勝や大阪の箕面の美しい自然映像に囲まれ、深い安らぎを感じることができます。このシステムは季節や地域に合わせた多様な内容に即時切り替えが可能で、運営側の負担を最小限にしつつ、多彩な自然を有効に活用できるのです。

デジタル森林浴の凄さ

実際、uralaaがもたらす効果は、心拍数の低下や副交感神経の活性化といった身体的な癒しをもたらし、ストレスを軽減することが科学的に実証されています。2022年には国際的な学術誌においてその効果が発表され、翌年には学会賞の受賞にも繋がりました。

この技術はすでに医療、福祉、教育の様々な現場でも採用されており、日常生活の中で自然の癒しを提供するための新たな手段として広まっています。

万博会場の「ミライのヘルスケア２」体験の流れ

万博会場内の「大阪ヘルスケアパビリオン」では、「リボーン体験ルート」という一環として、uralaaの体験が楽しめます。この体験には事前予約が必要ですが、一度訪れることで日常では味わえない新しい癒しを得ることができます。詳しくは、大阪ヘルスケアパビリオンの公式HPにアクセスして確認してください。

企業紹介：フォレストデジタル

この新しい体験を提供しているのは、フォレストデジタル株式会社です。2019年に設立されたこの企業は、デジタル技術を駆使して森の価値を最大限に引き出すことを目的としています。本社は北海道の十勝郡にあり、日本各地にデジタル森林浴の技術を普及させています。企業理念として「テクノロジーは私たちを幸せにしているのか」という問いを掲げており、各種福祉施設や教育機関での導入が進む中、「uralaa」という製品は多くの人々に希望を与えています。